二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.88 )
日時: 2017/08/20 22:13
名前: 彩都 (ID: XGjQjN8n)  

「よかったぁ……かれこれ二日は探したぜ……俺の名前は風間畦道(かざま あぜみち)、おめぇと一緒の『スタンド』使いだ、宜しくな!」
 リストバンドの男性──基、風間畦道──はそう言って頭を掻く。自分は『スタンド』使いと聞いて、『スタンド』を発現させる。
「ま、待て待て! 俺は戦いに来た訳じゃねーって! 話を聞けって!」
「ん? 話って?」
「あー、そうだな……簡単に言えば『死んだ振りをしてくれ』って話だ」
「意味が分からん、掻い摘んで言えよ」
 自分はそう言って風間畦道に言う。すると風間畦道は静かに木の棒を取って、砂がある場所に移動して、自分や魔理亞、霊夢に説明する。
「えーっとだな……周理輪廻、お前が俺の『スタンド』攻撃を態と受ける、そして俺がスマホで写真を撮る、そこ迄は理解出来るよな?」
「何で俺が傷付かなければ!?」
「いいからいいから! 話を聞けって! んで、此処に血糊があるから、スマホで写真を撮る前に血糊をかけて、写真を撮る、これで『お前が死んだ』って偽装が出来る」
 風間畦道の発言を受けて、静かに頷く。
「成程……でも何で俺を傷付ける? 血糊だけではダメなのか?」
「無理だ。『あの人』が簡単に看破しちまう」
『あの人』、その言葉が出て、自分は驚愕する。『あの人』の正体、分かるかもしれない! 自分はそう思いながら風間畦道の話を聞く──