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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.89 )
- 日時: 2017/08/20 22:14
- 名前: 彩都 (ID: XGjQjN8n)
「よし、話は分かってくれたな!」
「あぁ、それが良いが……交換条件として、『あの人』の情報を教えてくれないか?」
自分はそう言って、風間畦道に話を聞こうとする、すると風間畦道が言う。
「ん? 『あの人』の情報か? すまん、俺もそこ迄知らないんだ。調べたけど……『あの人』の情報は『人間』、『何時も白衣を着用している』、『男』ってだけだな……何時も俺が会話するのは仲介役だけだからな、詳しくは知らないんだ、すまん」
風間畦道の話を聞いて、成程、と思う、そして自分は風間畦道に言う。
「それじゃあさっさと開始しよう。傷はどうにかするだろ、な? 魔理亞」
「はぁっ!? 私かよ!? 仕方無い、治療は任せろ!」
魔理亞の発現を受け、風間畦道は頷く。そして風間畦道はリストバンドを触って自分に言う。
「それじゃあ開始するぞ? 『スタンド』! 『リストバンド』から『ナイフ』に!」
そう言って風間畦道のリストバンドがナイフに変身する。まさか『リストバンド』が『スタンド』だったとは!? 自分はそう思いながら驚愕する。
「行くぞ、周理輪廻! 『ガン・オブ・ナイフ』!」
風間畦道はそう言ってナイフを投げる、すると自分の胸に少し刺さり、下から上へとナイフが自分の皮膚を狩る。
「いってぇ!?」
「そりゃナイフで傷付けたからな! 後は血糊を使って!」
風間畦道は自分に近づいて、自分の切った胸に血糊をかける。これで果たして『あの人』の目を欺けるか? 自分はそう思いながら痛みを我慢する──
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