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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.99 )
- 日時: 2017/09/17 22:15
- 名前: 彩都 (ID: kEC/cLVA)
「おいこら、何をしている!?」
いきなり大声が空中で聞こえ、自分は目を開ける。すると其処には魔理亞が箒に乗って自分達二人を睨んでいた。
「おいおい、弱い者虐めはダメだぞ? 仮に記憶が無い弱い者なんだから……!」
「煩いなぁ、まぁた、邪魔者ですかぁ? でも三対一の事は考えていなかったなぁ……」
把持安芸文がそう言うと、箒だけが把持安芸文の方に向かい、縦にぶつかる。
「!? 箒の柄を使わず、『箒全体で私の体を叩いた』だと!?」
「霊夢! 今だ!」
魔理亞の大声を聞き、頷く霊夢。
「え、えぇ! 行くわよ……手加減はしない!」
霊夢はそう言って何発も弾幕を放つ。把持安芸文は箒の攻撃をどけて避けようとする。だが自分と『スタンド』を使用して、把持安芸文の逃亡を阻止する。
「待てやこらぁ!」
「待つ訳無いでしょ! くっ! 『スタンド』! 周理輪廻、周理輪廻の『スタンド』のサイズを縮小!」
把持安芸文はそう言って、耳につけてあるイヤリングを外し、自分に当てる。って、これが『スタンド』!? 吃驚、色々な姿形の『スタンド』があるんだな……と思い、自分は段々と小さくなっていく──『スタンド』も小さくなっていく、そして把持安芸文は動き始める。まさか体重も縮小するのか、と思い、自分の阻止の失敗が先か、霊夢の弾幕が把持安芸文にぶつかるのが先か、それは分からない──
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