二次創作小説(紙ほか)
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.110 )
- 日時: 2017/05/23 18:27
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
こんにちはっ!更新しまぁす
第46話 〜ケンカ〜
シ「あなたぁぁぁあなたぁぁがいてぇほしいぃぃ」
ガチャッ!
ジ「サトミ!早く起きないとカオルンとの待ち合わせ時間に遅刻するよっ!」
サ「うぅーん……まだ寝させてよぉ……」
昨日の事であまり寝られなかったんだからぁ……もう少し寝させてよぉ…………
ジ「今日は早く学校に行って劇の練習をするんでしょ!」
サ「そうだけどぉ………あと10分寝させて……」
ジ「あと5分で待ち合わせの時間だよ!?」
サ「えぇ!?」
私、跳ね起きる
サ「うわぁどうしよっ!制服着ないとっ!」
ジ「私、下降りとくね」
ガチャン
今までこんなスピードで制服を着たこと無いよ……
髪をまとめて……かばんを持って…いざ!学校!
ズダダダダダ
ブ「またミッチーか……」
ミ「俺、ここにいるけど?」
ブ「は?じゃあこの足音は……」
サ「シノ!行ってきまぁす!」
シ「えっ?!サトミ様お弁当はどうされ……行っちゃいましたね……」
ジ「私が渡しとく」
シ「よろしくお願いします」
ソ「凄い足音だったね〜」
ダ「凄まじかったでござる」
ゲ「もう少し落ち着きがないのか……」
ケ「僕は車で行くかも。シノっち一緒に乗る?」
シ「あっ。はい!」
ミ「俺、学校行ってこよ〜♪」
ズダダダダダ
ブ「こっちが本物だな」
ゲ「落ち着きというものがないのか…………(-_-;)」
ブ「ないだろ。あの二人には」
ゲ「それもそうだな」
サ「ぜぇはぁぜぇはぁ」
カ「あっ。サトミちゃん〜♪」
奈「サトミちゃんおはよう」
サ「おはよう二人とも……奈々ちゃん……これから奈々って呼んで良い………?」
奈「良いよ。じゃあ、私もサトミって呼ぶね」
サ「で、何で奈々がカオルンと……?」
カ「たまたま会ったんだよぉ〜♪」
サ「へ、へぇ……(^_^;)」
たまたま会っただけで友達になる?
奈「そんなことより……協力してくれるよね?」
サ「Σ(゜∀゜)ギクッ…………えーっと……」
カ「協力ぅー?どういう事ぉ?」
奈「実は私……ブンゴ君が好きなんです………///」
カ「えぇー!?嘘ぉ!」
奈「ホントです」
カ「カオルン協力するぅ〜♪」
奈「本当ですか!?では、どうやったらブンゴ君と仲良くなれますかねー?」
………私、先に学校行って良いかな?
そろーりそろりと抜け出そうとすると……
奈「まだ話は終わってないよ?先に学校に行っちゃダメッ!」
サ「はぁーい………」
カ「それならぁサトミちゃん家に行ったらぁ?イケメンもいるしぃ………ブンゴ先輩もいるしぃ〜♪」
サ「カオルン!?」
明らかにそれ私の秘密(一緒に住んでるということ)をばらすつもりでしょ!?
奈「それ、どういう意味ですか………?」
カ「つまりぃ〜……サトミちゃんとブンゴ先輩は一緒に住んでるんだよぉ〜♪」
奈「サトミ……それ本当?」
サ「えぇっとまぁ……事実だけど……」
嘘ではないもんね
奈「サトミとブンゴ君は付き合ってないって言ったのに………」
付き合ってないって
奈「サトミとブンゴ君は友達っていう関係だと思ったのに……」
友達…………なのかなぁ?家族?あっ。でも親戚?あっ。やっぱり家族?やっぱり友達?
んんー分かんない
奈「サトミ……は……心から応援してくれると思ったのに……」
奈々泣き出しちゃったぁ………
奈「でも、応援する気なかったんだ……」
応援は………どうだろう……?
でも、しないつもりではなかったよ!
奈「サトミは……私の事をバカにしたいんだ……」
バカにしようと思ってないって!
奈「サトミは……私の事なんてどうでも良いんだ……もとから私達の恋を邪魔しようとしたんだ……」
どうでも良くないって、邪魔しようと思ってないって
奈「サトミなんて………大大大大大っ嫌い!」
タタタタタ
サ「あ、あ、あ、どうしようー!」
カ「サトミちゃんごめんねぇー!!」
サ「カオルンは悪くないよ………」
ブンゴと一緒に住んでるって言わなかった私も悪いと思う
ジ「あっ。サトミっ!そろそろ行かねぇと遅刻だぜ!」
サ「ええっ!もうそんな時間!?カオルン走るよっ」
カ「サトミちゃんー?!待ってよぉー!」
in 学校
〜今、4時間目(歴史の授業)〜
ブ「で、織田信長は………」
ブンゴが授業してるなか私は学校からの景色を見てボーっと………もちろんノートには何にも書いてないし……授業も聞いてない。正確に言うと聞いても頭に入ってこない……私は奈々の事で頭がいっぱいだから
奈々を怒らせちゃったなぁ………初めてだよね。怒らせたの………いっつも優しかったからなぁ……
それほど奈々はブンゴの事を本気で好きなんだね……
私はブンゴが好きでも……好きになってもらうためにそんなに一生懸命じゃないからなぁ……
ブ「……ト……ミ……」
ブ「サ……ト……ミ…」
ブ「サトミ!」
ジ「ちょっと、サトミ!おーい!」
サ「……………………ん?」
ブ「ボーっとしてねぇで集中しろよ」
サ「ごめんなさぁい」
ブ「ったく……」
サ「ふぅ………」
ジ「ちゃんと集中しろよ………。まぁ。俺も聞いてねぇけど〜♪」
私の事を言える立場じゃないじゃん
確かに……最低限の事はノートに書いてあるけど他は何にも書いてない……
ジ「テストあるからやっぱり書いとくか……」
そっか……テストの時にノートを出さないとね。これも成績にはいるらしい。
サ「私も書いとこ………」
φ(..)カキカキ……………
ジ「サトミ……今日も5、6時間目に隣のクラスと合同練習なの知ってたか?」
サ「えっ。そうなの?」
全く知らなかった…………
ジ「ったく……朝の連絡で言ったぞ?これから毎日5、6時間目は合同練習だからな。それと5、6時間目のときブンゴ君は3年の方にいるらしい」
サ「へぇ〜………」
ジ「というわけだから把握しとけよ」
サ「うん」
〜五時間目〜
ジ「じゃあ、今日もよろしくお願いします!場所は昨日と同じで」
となると……舞台に出る人は舞台の方にいけば良いのかな
in 舞台
ジ「じゃあ通します」
リ「昔々、あるところにシンデレラという娘がいました。シンデレラは意地悪なお姉さん達や継母にこきつかわれてつらい生活を送っていました」
「シンデレラー!お茶まだぁ?」
「シンデレラッ!早くしなさい!」
サ「はい!今すぐ持っていきます!」
「お姉さま!お母様!舞踏会からの招待状ですわ!」
「まぁ!舞踏会からの招待状!?」
「王子様に認められれば未来のお妃様よ!」
「シンデレラ!町の仕立て屋に行ってドレスを頼んでちょうだい!3人分ね!」
サ「………………」
うー。やっぱり奈々の事が頭から離れないよぉ……
「シンデレラ!」
サ「……………」
リ「サトミ………」
シ「サトミ様?」
カ「サトミちゃんー?」
ジ「サトミ…………?サトミ!」
サ「………………あ………」
ヤバい………進んでいたことに気づかなかった……
リ「なぁなぁ。今日の練習は止めた方が良いんじゃないか?サトミも疲れてるようだし」
ジ「そうだな。今日の練習は止めた方が良いな。大道具係とかの手伝いをしても良いし、1人でセリフの練習をしても良いし……」
あぁ……皆のあしを引っ張っちゃった……
主役なんだからしっかりしないと!
シ「サトミ様…………大丈夫ですか?」
サ「大丈夫だよ!」
シ「それなら良いんですけど……無理しないでくださいね……」
サ「無理もしてないし、本当に大丈夫だから!」
本当は大丈夫じゃないんだけど……心配はかけたくないからね………
〜帰り道〜
今日は久しぶりに1人で下校中……
ジュンとリュウとシノは先生に用事を頼まれたみたいで………カオルンは家の手伝いがあるらしい
ふぅ……久しぶりの1人……気楽だなぁ……
奈「サトミ」
サ「奈々!朝はごめんなさい!」
許してくれるかな…………?
奈「許さない……!」
許してくれないかぁ……
奈「噂は本当だったみたいね……」
噂ってもしかして……あの事だよね………?
奈「いろんな男をたぶらかして……荒れてる女の子で………浮気性で……超悪趣味な女の子……」
いろんな男っていうのはブンゴ達の事で………
荒れてる女の子っていうのは酷くない!?浮気性でも無いし!
しかも悪趣味ならまだしも超がついてる!
女の子の噂話って凄いね〜!
奈「でも……それ以上だったようね……無理矢理男達を家に住ませて………最悪……!」
無理矢理ではありません!
奈「皆にこの事バレたらまずいよね?もしばらされたくないのなら私とブンゴ君の恋に協力して!」
バレたら……………。おぉ。想像しただけで怖い……
バレたら、社会的抹殺……まさにこの事……
サ「わかった。協力する!その代わりブンゴ達が家に住んでる事は秘密にしてね!」
奈「もちろん」
奈「私とブンゴ君は明日デートするの」
は?あっ。そっか明日は土曜日……
サ「って……えぇぇぇぇえぇぇぇ!?」
奈「たまたま遊園地のチケットがあるから一緒にどう?って言ったらOKしてくれたわ」
OKするなよ!
奈「明日、楽しみにしておいてね」
何を楽しみにするのかわからないけど……
楽しみに出来るかぁ!
奈「じゃあね」
タタタタタ
ブンゴと奈々が……デート……
こうなったら……ブンゴ達を尾行しよう!
良くないけど、しょうがない!
よぉし明日頑張るぞー!
