二次創作小説(紙ほか)
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.147 )
- 日時: 2017/07/22 15:04
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
第64話 〜サトミの婚約者〜
サ「あーつーい」
リ「………早くしねぇと遅刻するぞ」
そうなんだけどさぁ……
サ「でも……暑いんだもん」
リ「俺、先にいくからな」
遅刻しそうなのは分かってるけどさぁ……
長「サトミちゃん」
サ「あれ、いっくんどうしたの?」
長「ジュンちゃんの叔母さんが言ってたサトミの婚約者………さ……」
長「僕なんだ」
サ「………えぇぇぇぇ!うそぉ……」
長「僕……サトミちゃんのことが……」
この展開………もしかして……
長「好き………だ………/////」
サ「う…………」
長「今じゃなくていいけど……返事はして……ね……じゃあね!////」
タタタタタタ
う……そ………どうしよ……返事はどうしよ……
キーンコーンカーンコーン
多分これは………
サ「ヤバイッ!遅刻するぅー!」
ズダダダダダ
〜昼休み〜
サ「はぁ………」
美「どうしたの?」
サ「あ……美保……」
美「屋上にいく?」
サ「え、屋上にいけるの?」
美「鍵は持ってるからね。さ、行こっ!」
サ「う、うん!」
in 屋上
サ「はぁぁーー………」
外の風が気持ちいい…………暑いけど……少し涼しくなってきた
美「で……どうしたの?」
サ「実は______」
私は婚約者のこと、それといっくんに告白されたことを話した
美「んー………。サトミは好きな人いる?」
サ「えっ!い、い、い、いないよ」
美「嘘はダメ!ブンゴのことが好きなんでしょ?」
サ「えっ!?何で……」
美「見てたらわかるもん!ずっとブンゴのこと見てる!」
恥ずかしい////
サ「でも、ホントに好きなのかな………。自分の気持ちが分からない」
美「わかる。自分の気持ち……分かるようで分からないよね……」
美「私、ブンゴのことが好きだと思ってた。でも違う」
サ「??」
美「好きになったと思ってた。でも好きになってない」
サ「つまり………美保はブンゴのこと……好きじゃないってこと?」
美「うん。でも、サトミの恋は本物だと思う」
サ「はぁ………」
美「自分の気持ちを言いなよ。ブンゴが好きでも好きじゃなくても……」
美「あなたが遠慮することはないからね!」
サ「………ありがと!スッキリした!」
美保ありがとう。本当にありがとう。私、ちゃんとこたえるからね
〜放課後〜
長「で、考えてくれた?」
サ「うん………。私……ね……」
サ「ごめんなさい!いっくんとは付き合えませんっ!」
長「……そっか………返事してくれてありがと……!」
長「じゃあね!バイバイ!」
サ「バイバイ!」
凜「終わりましたか?」
サ「津田さん……!」
凜「凜と呼んでください」
サ「あ、はい。………で……何で…」
凜「ブンゴ様は我慢してはるんですよ。あなたのせいでね」
サ「は?」
凜「フフフ………つまりあなたのせいで皆が迷惑してはるんですよ」
サ「………何でそんなことを言うんですか」
凜「私は真実を言っただけよ。あなた……皆に消えてほしいと思われていはるのよ」
サ「皆がそんなことを言うはずない」
凜「信じていられるのは今のうち…よ!………では」
………いきなり地獄に突き落とされたみたい
涙がこぼれそう………
in 家
ガチャ
シ「おかえりなさいませ!」
サ「………ただいま………」
シ「サトミ……様?」
サ「ごめんシノ。今日は夜ご飯いらないや」
シ「そ、そうですか」
私は自分の部屋に向かった
自分の部屋のベッドに横になる
ホッとした……なんでかな……我慢してた涙が出てくる
私はずっと泣いた。不安で押し潰されそうだった
そのあと私はいつの間にか眠っていた
〜その頃男子達は〜
シ「サトミ様……どうされたんでしょうか……」
ミ「いつもと違ったか?」
ダ「悲しそうな目をしてたでござる」
ソ「あきらかにテンションが下がってたな」
ゲ「なにかあったのだろう」
シ「学校でなにかあったんでしょうか?」
ソ「凜というやつにあったんじゃないか?」
ミ「そういや……俺、サトミと凜っていうやつが一緒にいるの見たぜ!」
ソ「それホントか?」
ミ「ホントだせ!」
シ「となると……サトミ様は凜さんになにか言われたのでしょうか」
花「………恋の嵐………大変なことになってきたわね……」
花「あれが動く………仲直り……出来るかしら……」
花「そろそろ私も働かないと……ね」
花菜が言った言葉は誰にも聞こえていなかった___
恋の嵐がさらに激しくなる_____
第64話 完
