二次創作小説(紙ほか)
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.162 )
- 日時: 2017/09/01 19:19
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
第70話 〜サトミの決断〜
サ「え、えっと………」
皆、戸惑ってる
ま、そりゃそうだよね
長「もし……サトミがキスを拒むなら……サトミを先に殺す」
ひぇぇぇぇぇぇぇー!
条件が厳しいよぉー!
ん?条件……そうだ!!
サ「私がいっくんとキスしても……男子たちは殺されるの?」
長「もちろん」
サ「じゃあ……私が死んだら……男子達は死ななくてすむ?」
長「あぁ」
ブ「おい……!お前まさか……」
サ「じゃあ私を殺して」
長「分かった」
ゆらりゆらり……と近づいてくる
あぁ……私、死ぬんだな………
その瞬間、いっくんはナイフを振り上げた____
ブ「サトミ………!」
バチッ!!!
……………え?
私は思わず目を開けると
段ボールにぶっ倒れてるいっくんがいた
ど、どうなってんの………
私が下に目をやると……
ネックレスがほんのり光ってた
リ「…………守られたんだな」
サ「え?」
リ「そのネックレスに……」
ネックレスに守られた………?
よ、よく分かんないけど……
長「いっ………こーなったら……」
長「先にそこの男子達を始末する」
始末ってことは……殺すのー!!!?
サ「ちょ!ちょっと待ちなさいよ!」
サ「お願いだから男子達を殺さないで!」
サ「私だったら何でもする。キスでも殺されても良い。だからお願い男子達を殺さないで」
ブ「まだ、そんなこと言ってんのかよ!」
ソ「サトミよせ!」
長「そっか。じゃあ……キスした後に殺すね☆」
シ「や、やめてください!」
ミ「俺らが殺されても良いから、サトミを殺すなっ!」
長「じゃあサトミ……キスしよ」
うっ……
でも……やるしかないよね!
男子達を守る為……!
キスをするまであと5㎜……2㎜………………
バッコーン!!!!!!!!!!
サ「!!!?」
花「サトミおねぇたん大丈夫でちゅか?!」
手に持ってるのって………
花「フライパンでちゅ!」
サ「…………(ーー;)………」
花「じゃあ手錠を外し……」
長「待て」
花「ほへ?」
ズカズカズカ……ガチャ……ガチャン!
花「あははー!手錠されたでちゅー!」
わ、笑い事じゃないでしょー!!
長「……じゃあ……キスするよ」
まだやるきなのぉー!!?
長「……やらないと男子達を殺すよ?」
やりますよー………
5㎜……と近づいてくる……
花「待ちな!」
長「なんだよ」
花「いい加減さぁ……やめたらどう?」
花菜ちゃんの『〜でちゅ』じゃない!
長「はぁ?お前に指図される覚えはねぇよ」
花「………じゃあ先に私を殺して」
長「分かった」
ナイフを振り上げる……
パシッ!………ガチャンッ!
見てみると……ナイフが吹っ飛んでた
花「子どもだからって油断するなよ」
バキッ!!!
うっそぉ……手錠を無理矢理、破壊したぁ……
花「サトミ!ビーズに書いてある言葉は?」
え?何でビーズのこと知ってるの?
ブ「はぁ?ビーズ……?」
ソ「あぁ……LUCKYって書いてたビーズみたいなの……だな?」
花「早くっ!」
サ「えっと……黒い方が……frightening……。クリーム色の方が……courage……」
………で……どういうこと?
花「frighteningが怖い、恐ろしいなどの意味を表す。つまりあなたは何かを怖がってる!何を怖がってんの!?」
長「………怖がることなんて……ねぇよ」
リ「一人が怖いんじゃねぇの?」
サ「それ……どういうこと?」
リ「小さい頃は一緒に遊んでたサトミがいきなり自分の前からいなくなりそうで怖いんじゃねぇの?また、あの時に戻るみたいで____」
あの時に戻る?
よく分かんないけど……
でも……一人が怖いんだよね……
それなら……一人じゃないってことを伝えないと!
サ「私はいっくんが大好きだよ!」
ソ・ブ・ミ(ピクリ)←大好きだよ!に反応
長「ホント?」
サ「ホント!私達はいっくんを嫌いになんかならないよ!」
長「ずーっと……友達?」
サ「もちろんっ!」
長「ありがと……」
バタン!
あらら寝ちゃった
いっくんの顔はとっても幸せそうだった
花「courageは……勇気。サトミに生きる勇気を貰ったのかもね」
リ「おーい。花菜……これ外せ」
花「分かった」
ガチャガチャガチャンッ!
リ「久しぶりの自由だぁー!!」
花「リュウくん!行こっ!」
リ「えっ。あっ……あぁ」
リュウくん……?いつもはリュウおじしゃんなのに……
花「サトミ!話し合いなよ!」
サ「へ?」
バタン!ガチャガチャン!
サ「鍵かけられた……」
………話し合うってどうすれば良いのぉー!!