二次創作小説(紙ほか)

Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.164 )
日時: 2017/09/02 15:21
名前: アッキー (ID: p81XYxhw)

第72話 〜花菜とクリスタル〜

今は夜。皆寝ている
そりゃあそうだよね。今日は呪いとか色々あったし
でも、私は寝れない。またこんな事が何度もあるのかな?つい考えてしまう
そんなことを考えながら窓の外を見てたら……
神社にあかりがついた
この神社は元々、誰かが住んでたらしい。昔は子どもの秘密基地だったらしいけど。いつの間にか忘れ去られて今は誰もいないっていっくんが言ってた。
じゃあ何であかりが……誰かいるのかな……
………行ってみよう……!
朝までに戻れば良いよね。怖かったら戻ってくれば良いし。近所だから危なくないし
私は靴下をはいて、靴をはいて外に出た。まだ8月のお盆だから蒸し暑いけど……そこまで汗はかかない

サ「よし!行こう!」

私は神社に向かって歩き出す
神社まで徒歩1分だからすぐついた
私がついたとたんにそこら辺のちょうちんにあかりがついた
一気に回りが明るくなる
あやしい………でもいくしかない!
勇気を出して階段を上がる
階段を上がるにつれて涼しくなる

階段を歩き続けて3分。ようやく1番上に着いた

サ「(;´Д`)ハァハァ……」

少しの運動不足でここまで息が上がるとは……!
最近、運動してるのになぁ……
私はあかりを目印に進んでいく
そうすると少し大きい家に着いた。
見た感じTHE・和風って感じの家
神社と繋がってるみたいだね

コンコン

サ「誰かいますかー?」

声をかけるけど返事はなし
もう一回!

サ「誰かいますかー?」

返事なし
しょうがないドアの近くで待とうかな

サ「ふぅ……」

風が気持ちいいなぁ……
涼しいし………
よく眠れそう………

サ「(-_-)zzz……」

ジャリ……

「あ……寝ちゃってる……しょうがないなぁ………よいしょっと」

ジャリ……ガラガラ……ピシャン

〜12時間後〜

チュンチュン………

サ「………ん……ふわぁ……」

ここは………どこ?
部屋の中だけど……
あれー?私、外で寝なかった?
とりあえずここまで運んで来てくれた人にお礼を……
えっと……ってあれ?
私……いつの間に着替えた?
昨日はワンピースを着ていたのに……今はTシャツと短パンだ……
んー……どうなってるの?
とりあえず歩こう!歩いてたら誰かに会うかも!

スタスタ

ここは台所……

スタスタ

ここはリビング……

スタスタ

ここは和室……

スタスタ

ここはトイレ……

スタスタ

ここはお風呂……

誰にも会わない!
えぇー何でー!!
そうだ!神社方面に行ってみよう!

スタスタ

サ「あっ!いたぁーー!」

巫女さんの格好をしている……
黒髪を1つに束ねていて……綺麗

サ「あのぉ……」

「何ですか?」

サ「あっ……………凜……!」

ブンゴの婚約者の凜だった

凜「サトミさんお久しぶりですね」

サ「……何でここにいるの」

凜「どう思いはりますか?」

サ「………」

凜「あっ。昨日の服ならあっちにありますよ。それと朝ごはん食べてくださいな。さぞかしお腹が空いてはるでしょう」

サ「う、うん……」

私……これからどうなるんだろ

第72話 続く




Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.165 )
日時: 2017/09/03 15:35
名前: アッキー (ID: p81XYxhw)

第72話 〜続き〜

サ「ご、ごちそうさまでした……」

凜「美味しかったですか?」

サ「あ、はい……」

私はちょうど朝ごはんを食べ終わったところで……

凜「じゃあ私は神社にいるのでそこら辺うろうろしてて……くれはりますか?」

サ「はぁ……」

うろうろってねぇ……
って………

サ「あっ!!」

早く帰らないと……皆が心配してるよね……
でも……凜にどう言えば…………………
そういえば何でいきなり凜は優しくなったんだろう?

サ「うーん……やっぱり神社に行って、これまでのこと話そうかな……」

うん。やっぱりそうした方が良いかも

in 神社

サ「あの…………」

凜「はい?」

サ「えーっと………」

凜「…………来たみたいですよ」

サ「え?」

ゾロゾロ

長「サトミちゃーーーーーん!!!!」

ギューーー!

サ「ちょっ……いっくん!?」

ミ「あーーー!サトミから離れろっ!!」

長「あはははは。ゴメンゴメン」

ブ「ったく……俺らがどれだけ心配したかわかってんの?」

サ「あははは……。本当にごめんっ!」

ソ「ま、無事で良かったよ」

リ「で、何でお前がいんの?」

お前って……凜のことね

凜「さぁ?何でだと思いはりますか?」

リ「知るか」

確かに

凜「お茶いれてきますね」

サ「………不思議ちゃんって感じだねー」

リ「………凜ってやつ……」

長「どこかで見た感じがあるねー」

ブ「どこかって……どこだよ」

長「分からない!」

サ「えー………そこを思い出してよ」

凜「……………ホントホント」

凜「花菜ちゃんだったけ……」

何でいきなり花菜ちゃんの話……?

美「あっ。見つけたよー!!」

凜「Σ(・∀・|||)ゲッ」

サ「美保っ!」

美「あっ!ジュン見ーつけた!」

ん?ジュン…?

凜(ブチッ)

美「ねーねー。何で変装してるの?」

凜「……………」

美「山田花菜っていう子に変装してたのは知ってたけど………」

……………

サ「どういうこと?」

凜「あー………凜と花菜は私が変装してたの」

リ「だからお前に似てたんだな」

ジ「正解。ちょっと待ってて……」

〜5分後〜

ジ「よし!これでいっかなー?」

ジュンはいつものような感じで話しかけた

サ「…………」

んー。色々聞きたいことはあるけど……
花菜ちゃん(ジュン)が渡してきたクリスタルのことを聞いた方が良いかな

サ「ねぇ。ジュン……クリスタルなんだけど……」

ジ「あー。あれねー……ムーンクリスタルのこと?」

サ「うん」

ジ「あれねー……片崎家の家宝なんだよねー」

サ「は?」

ジ「ここの神社で見つけたんだよー」

長「うーん……っと。あ……」

ゲ「つまりここは君の家なんだな」

……すみません。何でそういう結論になるのか教えてもらいたい

ジ「もう少し詳しく言うと……私のママが住んでた家かな」

うーん……
つまり……ここは元々、片崎家だったわけね

ジ「あ、話を戻して……」

ジ「今、サトミがつけているネックレスねー。昔ーーーのやつだよー。何でサトミのママが持ってたか知らないけど」

へぇー……
ん?何かまた話がずれてない?

ジ「あ、ムーンクリスタルね。私もよく知らないんだーー」

サ「えーー。聞いたのにそれ、あり?」

リ「とりあえずサトミが持っていた方が良いのにはかわりないんだろ?」

サ「うんっ!」

リ「はー……とりあえず……」

長「ん?何か忘れてない?」

ジ「何が?」

長「夏休みの宿題………。もうお盆だよね?」

ジ・サ「…………あ。忘れてた………」

ジ「サ、サトミ!サトミの家に今すぐ行くよっ!」

サ「えーーっ!?今からー!?」

ジ「いいから早くっ!」

リ「まぁ。色々あって宿題どころじゃなかったしな」

長「あははー。僕もやってないやー」

リ「は?マジかよ」

ミ「俺もやってないや!」

リ「胸をはって言うな」

ダ「日本の学生は大変でござるなぁ……」

シ「僕もそろそろやった方が良いでしょうか?」

ケ「えっ。シノっちやってなかったの?」

美「あっ。読書感想文やってないや」

ブ「お前らマジかよ」

ソ「そういうコブンゴ君はやったの?」

ブ「コブンゴって言うな!ウサンクセ!」

ソ「それ『ウ』しかあってないよな……?」

ワナワナ

ソ「このコブンゴがぁぁぁぁー!」

ブ「うぉりゃーーー!!」

リ「帰るか」

ゲ「ブンゴもくだらないケンカはやめろ」

シ「ムグググン(大変だね)」

第72話 完

最後は夏休みの宿題のあるあるを詰め込んだなぁ……