二次創作小説(紙ほか)
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.167 )
- 日時: 2017/09/03 20:57
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
第73話 〜海で新たな友達!?〜
ミーンミンミン
せみが大合唱してるなか私たちは……
サ「うぅ………」
ジ「あぁ……」
長「はぁ………」
シ「ふぅ………」
ミ「むむむ…………」
お分かりでしょうか?
夏休みの宿題ですよ………
ジ「はぁーー………終わらん!」
長「なんとかワーク以外は終わらせたというのに」
シ「この量ですからね………」
サ「あぁーーー…………」
ミ「むむむむむっ…………!」
サ「ミッチー……何してるの?」
ミ「まったく分かんないからよー。問題をずーっと見とけば答えが分かるかなーって思ってよー」
ミッチー……それは無理だと思うけど
そうしたい気持ちはよーーーーく分かるよ
リ「お前ら頑張ってるか?」
ジ「あ、リュウ……宿題やって!」
リ「無理に決まってんだろ」
ジ「あうーー………」
リ「そういえば……お前ら明後日海に行かねぇか?」
海………!?
今日が月曜日だから……明後日……水曜日ね!
ジ「マジで!?行って良いの!?」
リ「ただし………そこのワーク5冊のなかから2冊は終わらせること!」
えぇーーー!!
まだ私、1冊もおわってないよーー!
ジ「泣かせる気かよ……」
リ「行きたいならさっさとやれ!」
くっ…………
やってやろうじゃないの!
ジ「おーー。サトミが珍しく本気モード!」
珍しくは余計ですっ!
〜と、いうわけで水曜日〜
ジ「うーーーーーみーーーーー!」
サ「うーーーみーーー!」
ブ「お前らうっせぇよ」
しょうがないでしょ!
だって今日は宿題しなくて良いんだよ!
そして、海!
今日の天気は快晴!
テンション上がりまくりだよぉー!!
結局、皆海に行けたし………
ジ「じゃ、ここで別れますか!水着に着替えないとね!」
リ「あぁ。俺らが先に場所とっとくから」
ジ「了解!じゃあねー!」
in 女子更衣室
サ「あ、もう少し……痩せてくれば……」
ジ「大丈夫だって!あと、日焼け止め……」
〜30分後〜
サ「着替え終わったぁー!」
ジ「じゃあ外に出よっ!」
in ビーチ
ジ「改めて見ると人多いねー」
サ「うん。場所とれたかなぁ」
ジ「パラソル持っていってたから……目立つはず……」
サ「あっ!あそこじゃない!?」
ジ「おー。いたいた」
私達は走ってブンゴ達のところへ
長「あっ。ジュンちゃん!サトミちゃんも……」
ブ「……!///////」
ソ「//////」
ミ「/////」
んーっと何でそこの3人は赤面?
ブ「そういえばこれだけで飲み物は足りんのか?」
ジ「あー……足りないかもねー」
ブ「じゃ、俺が買ってくるわ」
サ「あっ!私も行くよ!」
二人いた方が良いしね……多分……
in 自動販売機の前
チャリン…ピッ……ゴトンッ!
(これは自動販売機でジュースを買ったときの音)
サ「これで十分かな」
買ったのは5本
ま、足りなかったら各自で買えば良いしね!
ブ「……………」
サ「…………」
気まずい…………
ブ「………お前さ……太った?」
サ「はいーー!?」
ブ「前、海行ったときよりどう考えても太ったよな?」
サ「ブンゴォォォー?」
女子に対して失礼なっ!
ブ「でも……可愛いから良いんじゃね?」
サ「はい?」
さっき……可愛いと………言いましたよね……?
サ「//////」
ブ「サトミ顔赤いぞ」
サ「わ、私……先に海入ってる!」
私は持ってたペットボトルをブンゴに押し付け……
海に向かって走った
ブ「サトミ!?ちょっと待ってよ!」
うううう……
バシャ
海に入る
冷たくて気持ちいい
これで顔の暑さがひくと良いなぁ……
ズルッ!
サ「!!?」
わっ。急に深く………
あ、足がとどかない……!
え、私……溺れてる……?
た、助けて!
私はそのまま沈んでいった
一方ジュン達は
ジ「あれ?ブンゴ君一人?サトミは?」
ブ「海行くって」
ジ「ふーーーん」
それから30分
ジ(遅いな………)
また2時間後
ジ「………遅くない?」
ブ「おっせぇな……ったくどこ行ってんだよ」
リ「溺れてる可能性もあるな」
ゲ「ここら辺はいきなり深くなるところがあるからな」
シ「どうしましょう………」
長「とりあえず探そっ!」
ジ「じゃあ、私とブンゴ君はビーチを。ミッチーとソウスケさんは海を……。それ以外はここで待機して!何かあったらここに来るか、電話で知らせて!」
ジ「行くよブンゴ君!」
ブ「あぁ」
タッタッタッ
ジ「どこだろ」
ブ「ピンク色の髪の人を探せば良いんじゃねぇの?」
ジ「確かに……それが手っ取り早いかも」
〜10分後〜
ブ「あ!アイツじゃねぇか!?」
ジ「そうかも!行ってみよっ!」
タッタッタッ
ジ「すみませーん」
青「はい?」
ジ「そこのピンク頭の子、私たちの友達で……」
青「そうなんだ。この子溺れてたみたいだから」
ジ「助けてくれてありがとうございます!」
青「お礼を言われるほどじゃないよ」
「あれ?コウさんその人達誰ですか?」
第73話 続く
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.168 )
- 日時: 2017/09/04 18:06
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
第73話 続き
「あれ?コウさんその人達誰ですか?」
青「あ、珠梨ちゃんこの子の友達だって」
珠「そうなんですね!」
ジ「あ、あのぉーサトミを助けてくれてありがとうございます!」
白「あれぇー?もしかして、このベイビーちゃんのお友達?」
ジ「は、はぁ………(チャラいなぁ………)」
ブ「そういえばコイツが見つかったことだしアイツらに知らせておいた方が良いんじゃねぇの?」
ジ「あー。確かにねー」
ソ「見つけたなら早く知らせておけよ」
ジ「あっ……」
ジ「………あー……えー……えーっとですね」
サ「………………ん」
ジ「あっ……」
ブ「もしかして………」
サ「んー……気持ち良かった……ってあれ?」
作「あっ!ここからサトミ目線でーす!」
ブ「気持ち良かった……って」
ジ「言ってる場合じゃないでしょーーー!!!!」
えぇーー?
何で怒ってんの?
んー……あー!そうだ私、寝てたんじゃなくて溺れてたんだぁー!
ジ「サトミィ……?」
サ「あっ…………ごめんなさいー!」
多分、ジュンが怒ってるのは……
迷惑をかけたから怒ってるんだよね?
そうだよねー?
ジ「ふぅ……」
珠「よく分かんないけど……無事で良かったよ!」
白「ベイビーちゃん今度は溺れないようにねー」
サ「あっ……助けてくれてありがとうございました!」
ジ「本当にありがとうございました!」
スタスタ
サ「ちょっと待ってよぉー!」
青「賑やかな子達だったね」
珠「ホントですよねー」
〜歩いて10分後〜
サ「えぇーっと……迷惑かけてごめんなさい!」
ジ「謝罪の言葉を今日何回聞いたかなぁー?」
シ「まぁ……無事で良かったですよ!」
私達は無事にシノ達がいるところに戻ってきました!
ブ「それより……」
グギュルルルルルゥ
ミ「あ、それ俺の腹の音ー!」
…………………………何か食べよっか
サ「ここには…何があるのかなぁ」
ジ「ポテト……ハンバーガー……かき氷……アイス……」
んー………ここにはハンバーガー屋さんとかき氷屋さんとアイス屋さんしかないのかな?
リ「あと…………ハンバーガー」
サ「それ、さっき言わなかった?」
ソ「ここにはもう1店舗あるんだって」
んー……ここら辺の人ハンバーガー好きなの?
長「じゃあハンバーガーでよくない?」
サ「そうだね、ここにはハンバーガーしかないみたいだし」
ジ「……………何がある?って聞かなくても分かったかもね」
……………確かに………
赤「あぁーー!」
サ「!?」
赤「グレンのやつ……俺のソフトクリームを食べるな!」
珠「まぁまぁ……新しいソフトクリーム買ってあげるから……ね?」
サ「あの子って………」
助けてくれた子だよね?
リ「見てないでさっさと買いに行こーぜ」
ジ「ま、それもそうだね!」
in ハンバーガー屋
私達はハンバーガー屋さんに来たけれど………
サ「結構種類あるねー」
ジ「ホントねー」
ミ「俺はなににしよっかなぁー?」
サ「うーん……私はこれとこれが良いかなぁ」
ブ「そんなに食ったらますます太るぞ」
サ「失礼なっ!2つも食べませんよー」
ゲ「この海でショーをするみたいだな」
は?何でゲンパチがそんなこと知ってるの?
ゲ「ここに書いてあるだろ。読めないのか」
ムカッ
反論しても意味無さそうだから……
とりあえずポスターを読んでみる
『龍神戦隊ドラプリレンジャー!
ショー開始時刻 1時半』
作「ドラプリレンジャーはあの龍神の王子達が町おこしの為にやってる戦隊ヒーローだよ!いわゆるご当地ヒーローね!」
サ「ドラプリレンジャー?なにそれ?」
ジ「あっ。これかな?」
そういってスマホの画面を見せた
リ「えーっと」
『鳴神商店街の町おこしの為に結成されたヒーロー!』
サ「情報少なっ!」
ケ「鳴神商店街って……グルフェスとかオドロキ!ご近所びっくりマップで紹介された占い屋がある商店街だよね?」
作「グルフェスでの出来事はドラプリの本で詳しくのってるよ!オドロキ!ご近所びっくりマップはかなり有名な番組………らしい」
サ「よく知ってるねー」
ケ「エヘヘ」
ジ「情報によると超イケメンらしいよー」
へぇー………
ここにもイケメンならいますけど
かなり問題児ですが
リ「あっ。もうすぐでハンバーガー買えるぞ!」
〜ハンバーガーを買い終わった後〜
サ「モグモグ」
ジ「あ、あそこのステージでやるのかなぁ?」
リ「そうかもな」
ミ「モグモグ………ゴックン」
ジ「ねぇー。これって飛び入り参加OKなんだよね?」
リ「そうらしいな……ってお前まさか飛び入り参加する気?」
ジ「さぁね?じゃ、海行ってきまーす」
リ「………怪しいな………」
長「あの顔なにか企んでるよねー」
〜30分後〜
サ「ステージ行ってみる?」
リ「あいつ何かやりそうだしな」
ソ「…………(んー……違和感があるなー)」
in ステージ前
サ「今は1時20分ね……」
リ「人多すぎだろ」
〜10分後〜
「はーい始まりましたっ!では、皆さん準備は良いですか?では、よーいスタートッ!」
「ドラプリレンジャーはどこじゃー」
「今度こそやっつけてやるわ!」
「お前達、ここの海を滅ぼすぞ!」
この人達が悪い人役みたいだけど………
ブ「下手すぎるだろ」
その通りなんです
セリフは棒読みだし、動きは変だし……
っていうか……海って滅ぼすこと出来んの?
サ「これ大丈夫なのかなぁ?」
そう思ったそのとき
「おい、待て!!」
後ろから声が……
後ろを向いてみると……
サ「あれ?」
ブ「………あいつら……あの時の」
私達が見たのは
私が溺れたとき助けてくれた人達だった!
ブンゴもびっくりしてるみたい
ま、びっくりするよね
私もびっくりしてる
赤「この海は俺らが守る!」
「「「「龍神戦隊ドラプリレンジャー!」」」」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁー!!!!」
わっ。黄色い声援が………
四人は観客をすり抜けてステージにのぼった
青「この海を滅ぼす前に俺達を倒してからにしろ!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!!!!」
すっすごい!
最初は大丈夫なのかなぁ?って思ったけど案外上手くいってる
イケメンなら成功するのかなぁ………
そこから色々と戦って……無事にドラプリレンジャーが勝った
そこで一件落着かと思いきや……
「待ちな!」
どこから声が………?
そのとき……
ジ「サトミ………手伝って」
ジュン?
ジ「私、悪役……なんだけど……サトミ人質ってことで!」
は、はいーー?
勝手に決めないでよ!
どうやら、『待ちな!』って言ったのはジュンらしい。
スタスタ
普通にステージへあがってく
ジュンは水着じゃなくて悪魔のような格好をしてた
ジ「あんた達ドラプリレンジャーって言うんだって?」
ジ「私と勝負しな!」
ジ「普通に勝負するのは面白くないからさ……」
スタスタ
こっちに向かって歩いてくる
ジ「そうだコイツを人質にしよう」
そういって私の手を掴んだ
ジ「……助けてドラプリレンジャー!って言って」
ジュンは小声でいった。
つまり、私はこれにしたがっていればいいわけ?
よし!言うぞ!
サ「た、助けて……ドラプリレンジャー!」
我ながらわざとらしい演技だけど
まぁ、大丈夫だよね……
白「今から助けるからね!」
ジ「お前らが勝ったらコイツを離してやる、ただし、お前らが負けたらこの海は私のものよ!」
赤「受けてたつ!」
ジ「じゃあいざ勝負!」
〜10分後〜
ジ「くっ……しょうがないわね、この子は返してあげる!」
うーん……演技上手だなぁ……
さすが女優
ジ「ただ今度は負けないわよ!覚えておきなさい!」
タタタタッ!
サ「ありがとう!ドラプリレンジャー!」
うん。何とかいけた
微妙だけど……
こうしてショーは終わった
私はリュウ達のところに戻った
ソ「サトミーー!」
サ「うわぁー!?」
ギューーーーーー!
ソ「上手だったよ!」
シ「お上手でしたよ!」
ダ「すごいでござる!」
ゲ「ま、悪くない」
リ「初めてにしては良かったんじゃねぇの?」
長「すっごい上手だったよ!」
ケ「すごかったかも」
ミ「さすがサトミだな!」
サ「ブンゴ!どうだった?」
ブ「まぁ良かったんじゃねぇの?」
ブ「女優はぜってぇ無理だろうけどな!」
ムカッ
そんなこと私だって分かってますよ!
リ「さてとジュンのところに行ってみるか!」
サ「そうだね!」
続く
この話結構長いなぁ………
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.169 )
- 日時: 2017/09/06 18:07
- 名前: うさぎちゃん (ID: Tj9sX3SJ)
ちょっと間が空いた…。
テストで来れなかった…。でも!ひと段落ついた!!
ジュンの変装のやつ複雑すぎて一瞬分かんなくなったw
コラボ企画のやつ面白い!!
続き頑張って!
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.170 )
- 日時: 2017/09/08 17:10
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
うさぎちゃん来てくれてありがとぉー!
テストお疲れ様!
ジュンの変装ねぇ……
正直面倒……(ーー;)
ジ「ええーっ!ありえねぇー!」
変装分かりにくくてごめんねー
もっと簡単に説明すると……
水着(最初)→悪魔(ステージたつとき)→水着(最初の水着に戻る)………
って感じー?
うーん……私も分からなくなってきた(^^;
うん!続き頑張るよっ!
- Re: さとみちゃんちの8男子〜一難去ってまた一難!?〜 ( No.171 )
- 日時: 2017/09/08 18:45
- 名前: アッキー (ID: p81XYxhw)
続き
歩いて10分……
着いたのはおっきいテント!
ジ「あっれー?」
ジュンはもとの水着に戻ってた
作「あれーっ?何かおかしいぞ?えーっと……あっ!うさぎちゃんのコメント返しの時に水着……んん?あれ?さらにわけわかんなくなってきた!うーっと……えーっと……」
〜悩んで10分〜
作「結論はー……最終的には水着に戻るってことで……」
作「うん。これで読んでる人が納得するか知らないけど……。まぁ、わからなかったら……このこと…忘れて!」
サ「ジュン!」
ジ「サットミーー!」
ギューーーー
んー……女の人に抱きつかれるの初めてかもね
まぁソウスケよりはマシだよね!
ソ「サトミひどい!」
ジ「勝手に人質にしてごめんねぇー」
サ「あ、私は大丈夫!」
ジ「後でお給料渡すねぇ」
サ「お、お給料!?」
ほんの少しの出演で給料ってもらっていいもんなの?
嬉しいような……嬉しくないような……なんか複雑
ジ「中に入るー?……うるさいケド」
長「僕入りたい!」
ジ「お前に聞いてねぇよ。でも、ま、入るか」
おっきいテントの中に入ってみると
サ「広いねー」
リ「見た感じデカイんだから中が広いのは当たり前だろ」
厳しいご指摘………ってあれ?
サ「あ……」
珠「あ………」
あの時の女の人!
ジ「あれ?野郎は留守?」
野郎………なんかひどくない?
珠「うん。アイス買いに言ったよ」
野郎で通じてるし……
ジ「あ、この子ね宝田珠梨っていうの!」
珠「宝田珠梨です!」
珠梨ちゃんかぁ………
そのあと、一人一人軽く自己紹介……が終わった時
赤「ただいまぁー!」
あ……あの時、グレンだったっけ?グレンにソフトクリーム食べられた!……って言ってた人!
赤「珠梨こいつら誰?」
珠「あ、えっと左からサトミちゃん……」
紹介中
赤「俺は赤城リュウ!よろしくな!」
青「あれ?珠梨ちゃんその人達……」
珠「あっ、紹介しますね!」
紹介中
青「僕は青山コウっていうんだ。よろしくね」
ジ「あと、もう二人来るはずなんだけど」
白「あれ?その子達」
黒「見かけん顔だな」
珠「セイ!ジュン!」
珠「えーっとね……左から……」
説明中
白「白川セイでーっす。ベイビーちゃんよろしくね!」
黒「黒田ジュンだ」
サ「えーっと……」
赤い髪の人が赤城リュウ君、栗色の髪の人が青山コウさん……銀髪の人が白川セイさん……そして女の人が宝田珠梨ちゃん!
うん!覚えれた!
んんん……?グレンって言う人はどこに……?
ジ「んー………」
サ「どうしたの?」
ジ「あ……んー……やっぱり……」
ジュンはぶつぶつ言ってから……
ジ「ねぇ、珠梨ちゃん……そこにいる生き物何?」
ブ「はぁ?」
シ「生き物……ですか?」
ミ「なんにも見えねぇけどなー?」
リ「俺はいると思うけど」
長「うん。僕も!」
ソ「俺も……ただ姿が見えないんだよな」
珠「み、見間違いとかじゃなくて?」
ジ「ううん。絶対違うよ。ちょっと霧がかかっている感じだけど……赤くて……ドラゴンみたいな……」
えーーー?
私にはさっぱり見えないよぉ
リ「おそらく……」
ジ「リュウ黙って!これから先は……外で説明するから」
長「と、なると1回外に出ようか!」
うーん……
説明か……難しい説明じゃなかったら良いなぁ
〜サトミ達が外に出たあと〜
珠「……どうしよっか」
赤「そもそもよー……グレンって玉呼びの巫女にしか見えねぇんじゃねぇの?」
グ「その通りだ。ぼっちゃんが言ってることには間違いねぇ」
珠「と……なると邪の者………?」
白「そう考えるのが普通だろーな」
黒「あまりその気配は感じないが……だが」
青「波動を感じる」
珠「波動って……(前に言ってたそのものがもつエネルギーの流れだったっけ?)」
白「確かにな」
赤「じゃあ邪の者じゃねぇのか?」
黒「そう考えるのが普通だろうな」
白「とにかく……気をつけたほうが良いかもな」
赤「そうだな!」
〜一方サトミ達は〜
サ「…………で……どういうこと?」
さっき説明を聞いたんだけど
ちんぷんかんぷん!
理解できたのはシンベーとゲンパチぐらい
作「ってかシンベー理解可能かよスゲー」
ジ「つまりね……」
ジ「私達……能力を持つものは階級があってね」
サ「カイキュウ?」
ゲ「身分や地位などの上下の段階のことだ。軍隊に使われる」
えーっと
ゲ「これでもわからないのか……成績上位、成績中、成績下これも階級だ」
なるほどー。
うん。なんとなくわかった!
作「なんとなくかよ!?」
ジ「それでAクラス、Bクラス、Cクラスって言う風にわかれてるんだ。ちなみにAが1番上で、Cが一番下」
………………で?
ジ「私はAクラスで、リュウと一樹がBクラス」
へぇー
んんんんん?
サ「いっくんって……能力が……」
長「そう!あるんだよねー」
サ「うそぉぉぉぉぉぉぉー!!!?」
あ、だから呪われた時、覚えていなかったのか
作「あ、そういうもんなの?」
ジ「…………説明の途中だよ?黙ってくれるかな?」
サ「は、はい」
シ「………ソウスケさんは違うんですか?」
ジ「ソウスケさんは霊能力者でしょ?またちょっと部類が違うんだよねぇ」
なぁんかややこしいなぁ……
ダ「凄いでござる」
うーん……それ凄いの?
ジ「つまり、私は目に見えないもの……幽霊とか……魂とか……?」
ひぇぇぇぇー
嫌じゃないのかなぁ?
ジ「もう、慣れちゃったよ」
な、慣れるもんなんですね……
ソ「と、なると……俺が感じてた違和感は……」
ジ「赤いドラゴンじゃないかなぁー?」
サ「はっきり見てみたいなぁ」
ジ「それなら……私の力を一時期分けようか?」
そ、そんなこと出きるの?!
ジ「一時期だけどね!」
ダ「凄いでござる……!」
うん。これは凄い
ジ「んじゃ、目をつぶって……………………」
ジ「開けていいよ」
…………あれ?幽霊みえない
ジ「いや、幽霊みえるようにしたら怖いでしょ。特にブンゴ君が」
あぁ……確かに
1番怖がりそう
ジ「多分、ハッキリ見えるようになったはず」
リ「あれ?でもお前霧みたいなのがかかってるって言ってなかったか?」
ジ「あんなのすぐに取り除けるわよ」
リ「へぇーーー」
ジ「じゃ、テントに行こっ!」
うーん……
不安あり、楽しみありだなぁ……
第73話 完
