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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.14 )
- 日時: 2017/07/04 01:23
- 名前: 黒蝶 (ID: Dz78gNY2)
【我らが神水よ。荒々しく巻き起こらん】
1000年に私という神ノ国が誕生し初代女帝である魅娘都様に従い国を治めて来たのだが
1073年に初代女帝が病没してしまう
『魅娘都様…っ』
顔に白い布を掛けた横たわる魅娘都様の亡骸。魅娘都様の年齢は60歳で原因は癌だった
でも苦しまずに魅娘都様は安らかに眠る
魅娘都様は自らの死を知っていたのです。しかもその未来は変えられない
だからせめて楽に逝かせてあげて欲しいという民や魅娘都様の願いで、私達が開発した薬を使った
民は泣いた。大声で。
全員が涙を流し彼岸花を置いて魅娘都様を奉った
「まだ子供だった魅娘都様が立派になり、そして最期は安らかに永眠したのだ」
「我々は受け継がなくてはいけない。遺志をな」
『そう、ですね』
神の意思を受け継ぎたまえ
魅娘都様の家系は代々不思議な力を持っている。それは魅娘都様も持っていた"自然と会話"する能力だそうだが他にもあるらしい
だが一つだけ欠点があるという
男児は何故かその不思議な能力を扱えないのだ
「これからは魅娘都様の苗字を"神門"と名付け代々この国を継げるのは女人だけとしよう」
巫女装束を着ている者
地域で首都の"天"が言った
「神門、神の門という事ですね。良いではないですかね」
青年で神主姿の地域の"海"が言った
「僕達は賛成だけど。ヒカリ様は?」
狩衣を着ている幼く表情豊かの地域の"月"が言った
『私も賛成です』
こうして神門魅娘都様の家系で女性が継ぐというシステムが出来た
次に継ぐのは初代の神門魅娘都様の神子・神門水樹様
22歳の若い女帝が誕生した
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