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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.20 )
- 日時: 2017/07/06 20:20
- 名前: 黒蝶 (ID: Dz78gNY2)
【保護】
『そこの貴方…大丈夫ですか?』
目の前で倒れている小さい男の子に私は声を掛けるが男の子は動かない
死んでいる?けれどこの風貌は見た事がある。ヘタリアのスイス様ではなくスイス君、目上以外の人に様付けしたら駄目と言われているので…
『という事があったので連れて帰って来ました』
「どういう意味だ!?」
『倒れている国がいましたので保護致しました。由紀様。保護する許可を』
「なるほどな…許可する!!」
「良いのですか!?」
男性より男性らしい由紀様から保護の許可を頂くと、その一部始終を見ていた月が声を上げた。まあでも即答なのは私も驚きましたが、やはり格好良いですよね。由紀様。
私はスイス君の傷を手当てをし綺麗な御布団の上に寝かせる。…傷だらけね
窓の外を見ると雪が綺麗に光っていた。早く元気になって下さいね、スイス君!
「ここは、どこである?」
『起きたのですね。お粥食べれますか?』
頷くスイス君にお粥を食べさせた
「う、旨い…!」
『ゆっくりお食べなさい。ご飯なら沢山ありますから』
「かたじけない!」
何故だか泣きながらお粥を食べるスイス君
どうやらスイス君はオーストリアと戦っていたが傷が深いし空腹も重なったって倒れたらしい
「頼む。神ノ国の植民地になり過酷な労働もする!助けて欲しい」
『じゃあスイス君、君を保護下にするけど過酷な労働はさせれない。神ノ国には労働基準法があるから安心して』
この会話を由紀様に報告する
由紀様はこれを承諾しスイス君の為に先ずは戦に勝つことが先決でその後はスイス君の家を復興する事に決まった
「おりゃー!スイス軍に加勢に来ましたよ!」
天がオーストリア軍に向かって刀を振った。眠る獅子のようにいつもは穏やかなのに戦になれば変わり荒ぶる者になる
月は月で一人で突っ走り海は防衛に回った
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