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【世界会議初出席】




この数百年はとても忙しかった。スイス君を保護下に置いてドイツ騎士さん、今はプロイセンさんですが沢山喧嘩を売られました


勿論返り討ちにして差し上げましたがプロイセンさんの負けず嫌い炸裂でここ四百年、プロイセンさんと戦っていましたよ


そしてロシアさんともお友達になりましたが、昔に会っていた事をすっかり忘れていました…反省してます




「お前も世界会議に出れ！」


『え？嫌です』




デンマークさんの言葉を即答で切り捨てるとデンマークさんは落ち込む


世界会議は枢軸と連合関係無しに行われる会議で私はどちらにも属していない。兄様に何かあれば加勢しますが。


因みに今は北欧会議の真っ最中


会議と言っても普通にお菓子を食べて家具や抱負とかをゆるく話し合うだけですがね




「なー。ヒカリー」


『では私がこの材料を負担しますね』


「サンキュー！いや待て何話題をそらそうとしてるんだよ」


「良いんじゃないの？世界会議出てもさ」


『正直に言うとめんどくさい人達がいるので嫌なのですが』


「それりゃあ分かるべ」


「だったらめんどくさい奴をバーンってしとけ」




ノルさんは拳を振り上げる動作をしてアイス君が「馬鹿でしょ」と言い、フィンさんは苦笑いをしていた


思えば私達北欧のメンバーは個性はバラバラですが好きな物が似ていたり協力はしていますが北欧の中ではフィンさんと私だけが言葉が違う


いわば私とフィンさんは異星人みたいな感じになっているので。因みに「God dag」「Hyvää päi vää」『こんにちは』という三種類




『そうですね。今回は参加してみましょうか』




久し振りに兄様に会いたいですしね