二次創作小説(紙ほか)
- Re: 二人のヒーローアカデミア ( No.6 )
- 日時: 2017/12/03 17:49
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
lesson6 演習試験
ついにやって来た演習試験。
全ての試験を見て分かったこと、相手の先生は自分たちの
弱点となる個性を持っている。
そして私のペアは。
「椿、何か作戦あるか!?銀貨時先生と従兄なら何か分かるんじゃ?」
「ごめん轟くん!戦いのこととか一切喝采話さないから弱点も
分かんないの!」
そこで私たちは何かに気が付いた。
威圧感があり、重く私たちにのしかかるその空気。
漢字二文字で言うなら
———殺気。
「・・・ッ!!これが先生の個性!?」
「そうだけど、この重さ・・・本気だよあの人!」
ゴール付近。
「・・・ったく俺の初授業がこれとはな。自身で身を守ると
言う奴か。さて、と俺の殺気の味はどうだ?二人とも」
歩いていくとすぐに二人を見据える。
「轟くん、戦ってくしかないけど大丈夫?」
「あぁ心配いらない」
「ほぉ〜、そいつがタイプか?空」
「ちょっとー!本人の前でそういう話を持ち出すのは
よろしくないでしょ!?」
「?」
「理解しようとしなくていいから!とにかく今は
———ッ!?」
二人が膝をついた。
「簡単に口車に乗ってくれる奴は殺しやすくて助かるぜ。
今までの優しい奴だと思ったら一瞬で死ぬぞ?」
「くっ!!」
「動かない・・・!!これじゃ、クリアすらできない!」
- Re: 二人のヒーローアカデミア ( No.7 )
- 日時: 2017/12/03 18:16
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
lesson7 覚悟を決めるとき
ゴールはここからだと遠すぎる、でも身体が銀貨時先生の殺気に
恐怖して動きたくても動かない!
「どちらも動けないようだな。お前らも降参しないようだし
痛い思いをさせるが我慢しろよ?」
轟くんの顔を鷲掴みにし持ち上げる。
次にした行動は容易に想像できた。
「ゥアッ!!」
「轟くん!?time スト——うっ!!」
殺気の衝撃波を腹に喰らう。
近くの木に背中をぶつけうずくまる。
モニタールーム。
「二人とも強いのに、攻撃すらできず身動きもとれないの!?」
麗日はモニター越しに二人を見ていた。
「銀貨時先生の個性は確か殺気。殺気が二人の身体に恐怖を
与え逆らえないほどの圧力をかけているのかも」
「緑谷の言う通りさ。こっちは椿の弱点を突いている。
恐怖に負けない心にするために恐怖を与えることができる個性を
持つ彼が相手となる。」
「つまり彼女の試験は恐怖心との戦いというわけか」
飯田の考えにリカバリーガールは頷く。
演習場。
「後5分か、そろそろ決着がつきそうだな」
気絶し倒れている轟くん。
今も恐怖して立てずにいる自分が情けない。
彼は轟くんは頑張っているのに!
「泣いてるのか?笑わせるな弱いくせに・・・まぁ良いだろう。
終わりだ椿 空!」
殺気を具現化して黒いナイフを作り出し私を強制的に立たせ、
ナイフを首筋に当てた。
「降参すれば許す。諦めないなら轟よりも痛い目を見るぜ?」
悪魔だ、この殺気の圧力は本気で殺すと言っている。
「・・・い」
「?」
「絶対あきらめない!!」
- Re: 二人のヒーローアカデミア ( No.8 )
- 日時: 2017/12/03 18:53
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
lesson8 演習試験クリアなう
「そうか忠告はしたからな」
ドッと重くなる。
「ッ私は弱くないから・・・
クソッたれがーーーーーーーーーっ!!!!」
「ッ!?」
叫び声が辺りに響いた。
「確保ぉ!!」
『轟、椿チーム演習試験クリア』
「・・・ここまで抵抗した奴は久々に見た。おめでとう」
轟くんに片手をかざし何かを流し込む。
「っ、俺は・・・」
「すまないな轟、傷は大丈夫か?」
「すみません」
「謝る必要はないさ。今回の試験は椿の心を強くするためのものだ。
言い方は悪くなるが轟を利用させてもらった」
in the classroom
「今回の演習試験は・・・
全員、文句なしの合格だ!」
「よっしゃ来たーーー!!(全員」
つまりは林間学校に全員行けるということ。
まぁ後から赤点の人は補修があると言われてガックリしてる人も
いるけど。