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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.1 )
- 日時: 2017/12/23 22:59
- 名前: わよーん (ID: jJL3NZcM)
プロローグ
まだ空が白み始めた頃、静まりかえった建物の中に、不自然な声が響いた。そう、不自然だ。あいつがー...いつも皆の中で一番遅くに起きるあいつが、こんな時間に活動しているはずがない!誰もが夢だと思った。
しかし、その声はやがて眠ることに支障をきたすほどの大きさになり、やがて一人が
「何?こんな時間に走り回ってんの誰⁉」
と不満の声をあげる。
「こっちは昨日夜遅くまで服作ってて疲れてんの....に......」
しかし、文句を言う途中で部屋の前を通り過ぎて行った緑色の宝石に驚き、言葉を飲み込んだ。
「ね、ねえ、今のってフォスじゃない?」
と、近くに居た宝石を揺すり起こした。
「ふあ....どうしたの?レッドベリル。」
「いや、だから....」
赤く光る髪を揺らすレッドベリルと呼ばれた宝石が全てを言い切る前に、再び大きな声が聞こえる。
「後輩!僕の後輩だあーーーーっ!ぎゃふ!」パリンッ
そして同時に何かが割れる音も。
「うるさい!今何時だと思ってるんだ!」
「ごめんなさいーーーっ!」
そのあと、再び割れる音、怒声、悲鳴が聞こえ、それもそのうち止んだ。
「あ..いや何でもない。ごめん。」
そしてまた建物の中は静かになった。
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やってしまった。勢いで書いてしまった。宝石の国....アニメ良かったです。宝石達の髪の質感とか凄い。割れるフェチとかいう新しいジャンルに目覚めてしまった。原作読破済みとしてはこれからの展開が辛い。
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