二次創作小説(紙ほか)

Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.12 )
日時: 2017/12/29 23:34
名前: わよーん (ID: 35Ra9Fox)

今回は短め。いつも短め。





第5話

ボクは、先生からだいたいのことは教えてもらった。字の書き方や、どんな仕事があるか、硬度について、ボクら宝石は不老不死であること....などなど。
そして、今日からはボクがどんな仕事をするのに向いているかを調べ、決めるらしい。

「では、頼んだぞゴースト。」

「はい、先生。」


これからボクは、このゴーストクオーツという先輩に学校を案内してもらえるらしい。

「君が新入りなんだね。僕はゴーストクオーツ。同じ水晶同士仲良くしよう。」

「はい....よろしくおねがいします。」

「じゃあ、まずは僕が担当してる図書室から....」


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「う....疲れた。」

予想以上に仕事って多いんだなー。

「お疲れ様。」

後ろから聞いたことのある声が。

「えーっと、あなたは...」

振り向くと、黄色に輝く髪を揺らし、こちらに歩いてくる宝石が居た。

「たしか、ダイヤモンド属の」

全て言い切る前に、向こうから教えてくれた。

「イエローダイヤモンドだよ。皆はお兄様ってよんでくれてる...俺が最年長だからかな。」

「最年長....」

ボクは最年少だし、失礼のないようにしないと....!

「クリスタルです。よろしくおねがいします。」

ボクがそう挨拶を返すと、イエローダイヤモンドは突然笑い出した。

「礼儀正しいなあ。ジルコンみたいだ。」

「ジルコン?」

「ああ、俺が組んでる奴だよ。後輩のフォスにまで敬語を使う奴なんだ。」

うーん、名前と顔が一致しない.....

ボクが困ったような顔をしていたからか、イエローダイヤモンドは

「まあ、お前も明日皆に紹介されると思うから、その時に分かるさ。」

と教えてくれた。

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まだ主人公クリスタルの性格が定まってないので、変なところもあると思います。
イエローお兄様は好きです。お兄様感が凄いので、自分もあんな先輩欲しいですね。
パパラチア兄貴も好きです。というか皆好き。(笑)

感想が欲しいです。(切実)