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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.4 )
- 日時: 2017/12/29 23:39
- 名前: わよーん (ID: 35Ra9Fox)
またフォス目線。ボルツに怒られた後。
第2話
「それで、私に何か言うことあります?」
「.....ごめんなさい。」
結局ボルツに怒られて、保健室に来たってのに、また怒られてるよ僕。
「全く....私の仕事の四割があなたの補修ですよ。」
「残り六割はー?」
「ほら、黙って横になってなさい!」
「うるせーヤブ!」
「あら、少し荒療治になりますけど。」
「わー!名医!」
やっぱルチルはマッドサイエンティストだ....。
そうじゃなきゃ、患者にこんな脅しをするはずがないのだ...!
「こんなにしょっちゅう割れてもらっては困ります。糊も無限に有るわけでは無いのだから...。」
ルチルは慣れた手付きで細かい罅を直していく。
「そもそもボルツが悪いんだよー。僕だって好きで割れてんじゃないやい。」
「叱られる様なことをしたのはあなたでしょう?ボルツだって好きで叱っているのではないと思いますよ....はい、終わりました。」
「よっしゃー!じゃあ早速.....」
やる気満々で立ち上がった僕の襟首をルチルが掴んだ。
「どこへ行く気ですか?糊がまだ乾いて無いでしょう。」
「う....な、ナメクジにエサやって来るんだよ。」
「ああ....それくらいなら良いでしょう。」
「やたー!」
しめしめ、僕が後輩を見に行くってことに気づいてないぞ....!
「(ま、分かってるんですけど.....フォスの気持ちもわかります。私だってそうでしたから。)」
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具体的にはフォスがウェントリコススに飲み込まれて言葉が分かるようになったあとくらい。だからボルツとも若干親しげ。
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