二次創作小説(紙ほか)

Re: BLEACH−新・改− ( No.3 )
日時: 2017/12/24 09:40
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「夜に出歩いてこいって言われたけど・・・どこに行けばいいの?」
しかも死神の姿で出かけてこいと言われそのまま飛び出してきた。

今の状況を確認しよう。
現在㏘8:00、ルキアと死神が出会って約10分後。

と、急に神楽が鞘から抜け右手に納まり神楽が私を引っ張る。
「ちょっ、神楽!?」
突然、急降下し地面に背中をぶつける。

「うわっ、千月!?」
「な、貴様なんでここにいる!?」
二人に加えもう一人の死神も唖然としている。
さっき起きたことをそのまま話した。

「おいルキア、そんなことあるのか!?」
「いやそんなはずは斬魄刀が勝手に鞘から抜け出すなど・・・
 ッ!?おい前を見ろ、千月!」
振り返り神楽で攻撃を受け止める。
いや神楽に引かれたような感じだった。
「よく反応で来たな」
「また神楽が・・・」
『ふぅやっとか・・・』
え、誰?私の脳裏に黒から青のグラデーションの髪をした
青年がいた。
『僕は君の斬魄刀・神楽本体だ。それと僕の声も姿も
 君以外には見えないからよろしく頼むよ』
また神楽が勝手に動く、今度は体全体が勝手に動いていた。
「(これも神楽が!?)」
『もちろんいざとなったら僕が君の体を動かすことだってできる』
「こいつ!」
「ッ!!来るぞ、千月」
「え!?」

「咆えろ蛇尾丸!」
巨大な蛇がこちらを見ていた。
『今なら始解ができる。いいかい、僕の解号は二つある。
 一つは光輝解放、もう一つは暗夜解放だ』
「分かった・・・光輝解放!神楽!」
そう叫ぶと神楽が真っ白い輝きを放つ。
「眩しい!これが・・・千月の始解か!?」
光が収まると少し大きくなった神楽があった。
「行くよ!“巫・神楽の踊り(かんなぎ・かぐらのおどり)”」
向かってくる蛇尾丸に神楽を向ける。
そして縦に三回、横に三回振った。
それは地面に刻み込まれそこから何本もの白い鎖が飛び出してくる。

「何っ蛇尾丸が!」

「落ち着け恋次」
もう一人の声がするとどこからか桜の花びらが舞っていた。