PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: BLEACH−新・改− ( No.10 )
- 日時: 2017/12/24 18:22
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「卍…解!“完璧な満月・月食(パーフェクトフルムーン・エクリプ ス)”!!」
「ッ!?辺りが暗くなった!」
暗くなると満月が昇り、明かりが照らされる。
そして幽霊のように目の前で斬魄刀を振りかぶっている千月の右目は
黒目に白い瞳になっていた。
「この卍解は暗夜解放だけのモノ、夜は暗く人間は出歩かない
妖たちの時間、唯一怯える外の人間を守るのは星々と月の微かな
光のみ!」
縦に傷がつき、夜が明けるように辺りは明るくなり目も元に戻る。
『すごいじゃないか千月。初めての卍解を一回目で扱えるなんて』
「ッ!?」
上から刀が降ろされガードする。
力はないんだよね…。
神楽を糸に変えて刀に絡める。
「“永夜大旋風”」
刀をしっかり握り回転する。
「いったれぇぇぇぇぇぇ・・・!!!!」
思いっきりぶん投げた!!
それと同時に膝をついた。
—————
———
——
『千月、よくも数十倍の体格の男を投げ飛ばしたね』
『し、知るか!!私は知らん、で何で?』
『それは・・・『それは俺がお前に力を貸したからだ』
赤髪に黒の混じった髪、神楽と同じファーのついた黒いジャケットを
着た男がふらつきながら歩いてきた。
『わっ、大丈夫?』
『あ、あぁ気にすんな…後、俺はお前の斬魄刀の本体で神楽とは
義兄弟のつもりだぜ、それに名前がない。考えてくれないか?』
『うーん神つながりの方がいいよね・・・名前、名前…あ!
霊神(れいじん)ってどうかな?嫌なら変えるけど…』
『すまないな考えてくれて。俺は神楽と一緒にお前を助けるぜ。
俺は砕けない、お前の心が折れない限り。お前も倒れることは
ない、俺と神楽が消えない限り。一人じゃねえ俺たちはお前の
仲間だ!』
PR