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二次創作小説(紙ほか)
- Re: BLEACH−新・改− ( No.16 )
- 日時: 2017/12/31 20:14
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
『はい!?織姫さんがぁ!!?分かったから行くから!!』
という言葉を最後に私たちは虚夜宮(ラス・ノーチェス)へ。
だがしかし数時間と歩いても中々私は同じ道をぐーるぐる。
「…!?誰、誰かいるの?」
近くの瓦礫をどうにか退けると二人の男が横たわっていた。
「この人たちは破面——うっ!!」
爆風と混じった衝撃波にあたり壁に背中をぶつける。
「貴様…ッガハッ、グッ…!!」
「あー動かない方が良いと思いますよ?それにこの傷、私たちでは
ないようですね、仲間に裏切られたってところですかね、もう一人も」
もう一人、横たわっている方は結構な重傷。
手当てするのに少し時間がかかりそうだ。
「貴様、死神だろう。なぜ俺たちを破面を殺さない?」
「じゃあなんで私を今、殺そうとしてないんですかね?…はい
治療完了、まぁ二人のことだしもう動けるっしょ?」
もう片方の男も上半身を起こした。
「あ、そういえばさここの土地勘がないせいで迷っちゃったんだよね
良ければ協力してくんないかな?」
この時、二人には目の前の死神が優しく微笑む天使や女神に
見えていた。
こっちでそんな優しい微笑みをくれるような者はいない、ましてや
敵のケガまでも治してくれる者など…その笑みに見惚れ彼女の
差し出す小さな右手に真っ白い雪のような色の自身の手で握る。
「俺はリエン、でこっちの赤髪がウォンだ、さぁたぶん最終段階に
入ってるはずだぜ急ぐぞ」
二人に手を引かれ風を切る。
神楽を口にくわえ霊神を右手に握った。
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