二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方祈願録 ( No.1 )
日時: 2017/12/29 19:27
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「有無を操る、有るモノをなかったことに無いモノを有ったことに
 できるってことか」
祐也の能力について響樹は少し考え込む。
弱点だろうと祐也は予測した。
「…響樹にい、弱点でも考えてんのか?」
「ん!?あ、あぁまぁでも推測だがな…」
祐也が何やらニヤニヤする。
「へぇじゃあ当ててみろ!」
その祐也の笑みに少し苛ついているのか拳を握り何かを抑えている。

「(まぁ苛ついてくるのも分かるぜ響樹にい)」
「お前が使うのは魔力、だから魔方陣の中が能力の範囲内だろ?」
「うぐっ…正解だ」
ガックリとする祐也と自信ありげに笑う自分の兄を見て魔理沙は
苦笑する。
立ち上がり箒を持って外に出る。
「じゃあちょっと紅魔館に行ってくるぜ」
「また盗みに行くのか?」
「な、人聞きが悪いぜ!!私は死ぬまで借りてるだけだ!」
「「どっちにせよ変わんねえだろうが!!」」

 ■

一人の男と少女は水晶を通して一人の男を見ていた。
「すまねえな祐也、俺はお前を


 ——殺す」