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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方祈願録 ( No.2 )
- 日時: 2017/12/29 20:26
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
一人で道を歩く祐也。
そよ風が彼の髪を揺らしていた。
「ッ!?」
後ろに飛び後退すると同時に無数の弓矢が元いた場所に
降り注いだ。
「流石ですね初生 祐也さん、あの方の言う通りでした」
「あの方?それにお前は…?」
「私は里乃と申します。そして私はあの方から伝言を頼まれました。
貴方はこの名を聞けば断ることはできません」
里乃は少し微笑みそう告げた。
「なら教えろ」
「——依井 藍月(よりい らんげつ)」
「ッ!!?アイツ!!」
■
怪しい力を二人は感じ取った。
「兄さん、この力は…」
霊夢はお祓い棒を握る。
「そうだな…祐也、アイツ一人で乗り込むつもりだぞ」
勾時は目を細め遠くを見ながらそう呟いた。
嫌な予感が二人の脳裏によぎる。
すぐにその気配の場所を二人は目指した。
■
里乃に連れられその場所へやって来た。
「よぉ久しぶりだな藍月、一体どんな用件だ?」
「…祐也、悪いが倒れてくれないか?この魔法使いを助けたいなら」
ぐったりと倒れている魔理沙を指さした。
「藍月…お前!!」
地面を蹴り殴りかかった。
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