二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方祈願録 ( No.6 )
日時: 2017/12/31 09:58
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「じゃあきっちり知ってることは全部吐いてもらうぜ?紫」
響樹は少し目を鋭くさせ紫を睨む。
「えぇそのためにここへ来たんですもの。彼を殺したのは空亡、
 彼の能力はいたって単純よ終わりにする程度の能力」
「そうか…確かに祐也が死んだのも頷けるな」
霊夢はキョトンとした顔で勾時の顔を見る。

「有無を操る、という言葉を永遠という言葉に置き換える。
 永遠に無くなることはない能力と捉えてくれ」
全員が頷く。
「永遠を終わりにするってだけだ…下手すれば俺たちの命も
 終わりにできるだろうな」
「チートの中のチートだな…」
最初に沈黙を破ったのは紫だった。
「…確かに勝てる者はいないわよ、ある一人以外はね」
霊夢と魔理沙、咲夜と葵生はキョトンとする。
響樹と勾時はなるほどな、と頷く。

「ったく、本人も忘れてるみたいだな」
「えぇそのようね。葵生、貴方なら勝てちゃうのよ?」
「え?私?」
「貴方は能力も作り出せる、そうね終わりと始まりを操る程度の
 能力ってところかしら?」
紫は立ち上がる。

「葵生はなるべく急いで能力とスペルカードを作って!私たちで
 空亡を足止めするわよ」