二次創作小説(紙ほか)

Re: BLEACH−新・change− ( No.2 )
日時: 2018/01/03 11:07
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


確か虚じゃなくて無害な幽霊もいるんだよね。
確かあっちには同い年の女の子の幽霊が…。
「嘘でしょ!?だって…」

『僕も千月先輩の手伝いをしますよ』

と言っていたのに違う方向にいる…。

 ■

突っ立っている紫音を前に立ち止まった。
「話が違うよ紫音くん…さっきの子…」
「話が?別に他の用事があったからそっちを優先しようとしただけ
 ですが…?」

「多少のことなら許すけどこれはアウトだよ?」

『——ッ!?待った、千月!』
「(どうしたの神楽?)」
『気を付けてくれよ千月。戦闘になるとしたら…いやそれよりも
 僕と変わってほしい』
「…それに僕は死神じゃないんすよ?それは貴方の仕事でしょう?」
「確かにそうだけど…君の力なら多少の時間稼ぎだけでもできたん
 じゃないか?戦う理由や義務はなくても、ね…」
一つ置いて千月の身体を借りた神楽は話を続ける。

「君ぐらいなら気付いてるんじゃないかな?今、会話してる存在が」
「…千月先輩ではないんですね?」
「もちろんさ。僕は彼女の心を代弁しているだけ…戦闘になるとすれば
 変わってあげるよ?」
「なら僕が千月先輩に勝てば何も言いませんよね?」
紫音の背中から黒い翼が二対現れる。

すぐ後に千月と神楽は入れ替わり千月は神楽を握りしめた。