二次創作小説(紙ほか)

Re: BLEACH−新・change− ( No.3 )
日時: 2018/01/03 12:31
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「ッ!!」
紫音に殴り飛ばされビルの壁が近づく。

『大丈夫かい、千月?ダメージは軽くしたけど…それより彼に勝つには
 僕たちも本気を出さないと、新たな卍解を…』
ビルを片足で蹴り紫音に突進する。

「卍解…!鏡花風月」
前不利構わず紫音は接近してきた千月に向けて蹴りを放った。
だがその蹴りは彼女の体を貫通した。

「え?」
「どんな力でどんな攻撃が来ようと捉えることはできない。
 見えるだけで捉えることはできない!それに今の神楽はもう一つ
 卍解している」

紫音は耳を疑った。
二つも卍解を使い同時に操るなど…。


「なら僕も少し見せますよ」
彼は左手で顔の左半分を覆った。
『何っ、あの仮面は…』
「もしかしてあれが…破面!!」

すると彼の背後に黒い空間の切れ目のようなものが現れる。
「いつかこの勝負に決着をつけましょう?
 さようなら千月先輩」

 ■

今日は休日で本当に良かった。
あんなことがあった次の日に学校に行くのは少し苦だ。

外に出て近くを歩いていた。
「千月」
「え?桜月くんと…?」
桜月の隣には頭一つ高い背丈の男がいた。
「お前が神堂千月か。俺は萱野凛音、お前と同じ死神だ。
 よろしくな」
「はい、よろしくお願いします…そういえば二人はなんでここに?」
「今日だけですけどここの担当になったんですよ」

二人とは別れ今日一日は終わった。