二次創作小説(紙ほか)

Re: BLEACH−新・change− ( No.6 )
日時: 2018/01/03 20:12
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「解放、霊神!!」

紫音を中心に赤い炎を灯した花が咲き乱れた。
「黄泉流れ!」
「なっ!?くっ——火の川!こんなもの!!」
リムルは左手を左から右に一閃した。
するとパッと火の川と花が消えた。
いや花は辺りに散り赤い花吹雪が起こった。
そして紫音たちの前に立ったのは。
「なんで…どうしてここに…先輩方!」
千月に一護、織姫に石田に茶渡が立っていた。

「…」
霊神の刃を木に変え長く伸ばし紫音の頭を思いきり叩いた(二回)
「いった〜い!!ちょっと、何するんですか千月先輩!!」
「それ相応の報いを受けてもらっただけだよ?じゃあじゃあ仕事を
 しようか」
霊神の刀身が大きくなった。

 ■


「見たことない方ですね急に現れて…敵?」
白いフードを目深にかぶっていて顔も分からない。
外見からして男ということは分かる。
そしてかすかに見えた肌は人間というより雪のように真っ白な
肌をしていた。

男は足を横に振るうが千月は上に飛び躱した。
霊神を上から振り下ろすも腕でガードされる。
「…貴様か、神堂千月という奴は…」
「あの私、名乗った覚えないんですが…それよりも貴方のこと
 全て教えてもらいますよ?」
「…まぁ敵か味方かというなら今は敵、貴様が俺の心をうてば
 味方になる…俺の名は、カイ」
カイと名乗った男は右腕の袖をめくった。
その腕にはギリシャ文字のχが書かれていた。
「い、意味的に不吉ですね…おしまいとか死ぬって意味ですか」
「ふぅん、中々物知りだな貴様…」