二次創作小説(紙ほか)

Re: BLEACH−新・change− ( No.7 )
日時: 2018/01/03 21:07
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「骨が折れるな…それに動きも早い…」
石田はひたすらリムルに向けて弓矢を放つも一つも
当たらない。

「遅いですよ?それでは私を射ることは不可能です」
リムルは黒い弓矢を構え矢を放つ。
それは石田の頬を掠った。

苦戦を強いられていた石田の耳に狼の遠吠えが入ってきた。
「(狼?こんなところに…か?)」
するとすぐ後に石田の真横を大きな何かが横切った。
その後にリムルの絶叫が聞こえグシャッという鈍く嫌な音が聞こえた。
そこにはリムルの姿はなかった。
そこには…口元にベットリとついた血を舌で舐める桜色の狼だった。
「ッ!?」

だがその狼に結界が貼られた。
「桜月、やり過ぎだ。身体を引き裂く程度にしろと言ったはずだが?」
「…グルルルルッ!!」
牙を向き唸る。
仕方がないと彼は斬魄刀を抜いた。

バチバチッと音を立てる電気が刀に走っていた。
それでやっと桜月は落ち着き我に返った。
「そうそれでいいんだ桜月。それと急にすまなかったな、名前だけでも
 俺は萱野凛音、でこっちは三直桜月だ。よろしく」
元の姿に戻った桜月も頭を下げた。