二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方新縁会 ( No.9 )
- 日時: 2018/01/27 11:05
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
№1 月と太陽
幻想郷の上空は真っ暗だ。
ついさっきまで太陽が昇っていたが今は三日月が昇っている。
「最近はおかしなことばかりね。今は午後一時のはずだけど…」
部屋の中にある時計に目を向ける。
日が落ちるのが早いと言えどこの速さは異常、冬至でもないし…。
■
彩月は一人の女と対峙していた。
「まさか本当に一人で来てくれるとは思ってもなかったわ」
「…アンタのその口調、俺のことを知ってるみたいだが俺は
知らないぞ?」
彼女は一瞬驚きを見せた。
「まぁいいわ、貴方が罠にかかってくれたし…」
彼女が指を鳴らすと彩月の周りに結界が現れ彩月は別の
どこかに飛ばされた。
彼女もその場から消え去った。
「あやややややっ!これは急いで皆さんに伝えないと!」
烏天狗の文も写真をチェックし、トップスピードで博麗神社へ
急いだ。
その話はアリス、魔理沙、霊夢たちに伝わった。
「どこかに、ねー…アンタでも分からないんじゃ厄介ね」
「あ、でもですね。八坂加奈子さんや洩矢諏訪子さんと同じような
神力を感じました、あの二人を超えていましたし恐らく
あの神かと思います…」
霊夢は顎に手を当てる。
「(まさか太陽神…天照大御神!?)」
- Re: 東方新縁会 ( No.10 )
- 日時: 2018/01/27 21:53
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
№2 空白の記憶
「天…照?そんなだが…なんでアンタみたいな神が?」
「私が頼まれたのは貴方をここに連れてくることだけ、ただそうね
貴方は人間の身体に魂を入れた作られた存在よ」
造られた、なら元々人間ではない別の種族であるということだ。
だが何の種族だ?答えはなんとなくだが分かっていた。
「じゃあ俺は何かの神だったのか?」
俯いたまま呟いた。
「あら分かってるじゃない。そう貴方は神、知りたいのなら自分の
能力で調べてみなさいな」
■
幻想郷には新たな仲間、光永 未緒(こうながみお)そして
未来から来たというユズとリア、外の世界から来た風上 麗花が訪れ作戦会議をしていた。
「はぁ?二つの異変が合わさっている?」
「そういうこと。それも面倒な人が…」
「それがさっき言ってた神様か…で麗花の能力で干渉し中に入るってことか…」
「そういうことです。さぁ早く行きましょう、急がないと大変な
事になりますし…」
全員が立ち上がりついに戦いが幕を開ける。