二次創作小説(紙ほか)

Re: ポケタリアクロニクル-聖戦の伝承- ( No.190 )
日時: 2018/05/07 06:41
名前: テール (ID: v2BiiJyf)

断章 叙勲式


「汝、レヴィア王国第一王子テオドール・ルツ・レヴィア及び
 軍師アルト・フェーム。
 竜騎士ラーマ・ラインバルディ。
 騎士エルドゥ・ノーラ。

 あなた方テオドール騎士団の活躍により、戦乱は終結し、
 大陸に安寧が訪れました。
 ・・・その功績を称え、テオドール殿に「アストラルロード」の称号、そして「神剣アストライア」を授けます。」


大陸歴983年7月2日

長きに亙った戦乱は幕を閉じ、人々は戦いを終わらせた中心人物
「テオドール・ルツ・レヴィア」を称えた。
ファータ教国はそれを受けて、テオドールら4人の騎士達を代表とし、
かつて英雄ファータが授かった称号、「アストラルロード」をテオドールに継承させる
叙勲式をファータ教国内の神殿で執り行った。

軍師アルト、竜騎士ラーマ、騎士エルドゥは、それぞれ
五人の英雄が使っていたとされる武器と共に、

軍師アルトには「ヴァルキュリア」、
竜騎士ラーマには「ドラグナー」、
騎士エルドゥには「ジェネラル」の称号を継承させる。


「聖剣プリマヴェラ」、「神槍ロンギヌス」、「聖斧エルドノルラ」・・・
それらはかつて五人の英雄たちが振るい、
邪竜ヒュドラと死闘を繰り広げた武器である。

そして「聖斧エルドノルラ」は、かつてレヴィア王国の将軍であった
「オーディン・ノーラ」が振るっていた斧であった。
3人はその武器を受け取り、民の期待に応えようと、そう決心したのであった。





ディクシィ帝国を裏で操っていた混乱の黒幕でもある
「クラウス・アイン・フェルマー」は、
未だ行方知らずであり、指名手配にもなったが、
その姿は闇の中である。

クラウスと共にいた「ルル・アルバーニャ」も行方不明であった。


そうしておよそ2か月たった大陸歴983年9月5日・・・
再び大陸に、闇が押し寄せてくるのであった・・・