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二次創作小説(紙ほか)
- ホグワーツside ドレスローブ? ( No.4 )
- 日時: 2018/04/06 14:48
- 名前: マスカット (ID: eD.ykjg8)
そういえば、教材類の手紙にドレスローブと書いてあった。何か特別なパーティーでもするのだろうか。
制服に着替え終わり、百味ビーンズのオニオン味を引き当てた所で思い出した。
「誰かを呼んだりするパーティーじゃないかしら?ドレスローブが要るんでしょう。」
「それよ!きっとダンスパーティーだわ。食事だけなら制服で済むもの。三大魔法学校対抗試合よ!」
ハーマイオニーが大きな声で言った。
なるほど、確かにそれはあるかもしれない。2年生の時に読んだ「ホグワーツの歴史」に少し載っていたけれど、思いつかなかった。
ロナルド・ウィーズリーが顔を顰める。
「それがどうしたって言うんだよ。僕のドレスローブを見てみろよ。最悪だ。第一、あれは危険なんだろ?」
「なんだい、それは。」
ハリー・ポッターが聞く。ルーナとジニーも首を傾げていた。
「フランスにあるボバートン、イギリスのホグワーツ、ドイツのダームストランクの3校の交流を目的としたイベントよ。」
私が言うと、ロナルド・ウィーズリーが噛みつくように言う。
「お前には聞いてないぞ、トルティア。」
ハーマイオニーがロナルド・ウィーズリーを宥めるが、そんなにスリザリンが嫌いなのだろうか。
グリフィンドールのスリザリン嫌いは純血主義にも匹敵するくらいしつこいと思うのだけれど。
エルナはよく分からないまま、ホグワーツ特急を降り、セストラルの引く馬車に乗り、大広間に辿り着くことになった。
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