何故ここまでするかと言えば、本沢(氷河)のあの発言のためだ。覚えているというのは些細なことでもまあ、嬉しい部類に入るだろう。勿論はしゃぎはしない。相変わらず呼び捨てなのは気に入らないが、(この話については番外編2で)昔よりはましになった。とにかく寝る準備もできた俺は、本沢から渡されたメモを丸め、ゴミ箱に投げ捨て、眠りについた。明日もきっと大変だ....