二次創作小説(紙ほか)
- Re: ネオ・ゲームズ ( No.1 )
- 日時: 2018/06/19 18:19
- 名前: 紅月音優akatuki neu (ID: 3KWbYKzL)
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1 エンジェリーと金持ちとゲームと…
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「あんた、どきなさいよ」
ハッ…なにーーっ?!
「自分がどけばいいじゃないですか」
そんときはぼんやーりしてて、誰かなんてわからなかった。
知らない人、ではないと思った。
「はぁ?」
あぁ、ヤバい…どうしよう。この声…もしかして…
「この『エンジェリー』のリーダー、心ヶ丘ネオに逆らう気?」
そう、日本1ドえらい超お金持ちお嬢様のネオに喧嘩をうってしまった。
エンジェリーとは、お嬢様が集まったグループのことである。
グループには3人いるが、手下がまだまだいるらしい。
「す、すすすすすすみませんでしたっ」
焦り焦り、頭を下げていた。
「はぁ、まったく。仕方ないわねえ…見逃してあげる。けど…今度逆らったら許さないから」
上から目線、超お嬢様というのがどっかのヒロインみたいだなぁ。
「お前、名前は?あぁ、私は和流アカリだ」
「は…、あ…僕は、鼎蒼斗です…」
みんな、こっちを見てる。多分、学校全員が注目してるだろう。
「鼎、ネオ様は優しいから許してくれただろうが私だったら許さない。このネオ様の優しい心に感謝しろ」
「は、はひぃぃっ」
どうなるかと。思った…
「アオトー、お前勇気あるなぁ」
「だって…誰だかわかんなかったんだよ。寝不足でさぁ」
昨日ゲームをやりすぎた。実はゲーマー…。なんて…さ
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ここだけの話。実は僕の姉が元エンジェリーだったのだ。
誰も知らない秘密だ。
姉がこういっていた。
『エンジェリーグループにはナンバーが決まってるんだ。1人1人にね…それがナンバー14まであるんだ。私は、別に詳しいことは覚えてないけど、名前と特徴なら覚えてる。1人1人いってあげよう。
ナンバー1、エンジェリーのリーダー、天月ネネ。優しい人だった。
ナンバー2、シロノベユウカ。ネネ好きで目を合わせただけで人を氷つけるなんていう噂があった、氷づけの目使いなんていわれてた。
ナンバー3、鼎ナル。私のことだ。
ナンバー4、トオヤマハル。リーダーにはなついていてなんでもつくしてた
ナンバー5、杉田モネ。アメリカと日本のハーフで、元気だった。
他にも、アルティ、スズ、メアリ。カナ、エル……いっぱいいた』
すごいな、と思った。姉はかっこいいししっかりものだから、記憶力もいいんだ。
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「あらあら…誰かと思えばアオトさんじゃないの…」
「なっ、ネオさんっ」
「朝は随分とりんとしていたわね。好きですよ?そういうの…」
なんだっ、なんかの罠なのか?
「罠じゃないわよ?」
「な、なんでわかったんですか…」
「ゲーマー歴10年…といったところかしらね?あなた」
「えっ……」
1番知られたくない、隠し通してきたことがバレた。
「いいのよ。私1人だから、ねぇ、貴方…アオト…でよかったかしらね」
「はっ、そうですけど…」
何なんだ???わからない……
「貴方…」
僕の耳元で言わないでくれーーっ。
「私のゲームで遊んでみない?!」
ンン??
「あのぉ…それは‥どういう…」
「どういうって…」
「あ、あと、僕のことはアオトでいいよ。慣れてないし」
「そう?アオト、私はね、金持ちよ。なぜかってゲーム作成会社、ヨコタの社長の娘だからよ。…って知らなかったの?」
えっっ…、ヨコタって…世界的有名なあの、ゲーム作成会社のっ?!
ツヅク!