二次創作小説(紙ほか)
- Re: レッドワールド〜赤という色が悲しい色〜 ( No.1 )
- 日時: 2018/06/26 17:03
- 名前: ぐぐぬんまるぅ (ID: 3KWbYKzL)
パート1
「治療法は?ないのか?」
「残念ながら…」
「お願いだから…、エネリアを、助けてやってくれ…」
「すみません、本当にすみませんが…、不治の病気といってもいいでしょう。多分、弾幕で戦いすぎた、あるいはうまれつきなにかの病気か障害をもっていたか…の二択が出されております。心あたりがあれば教えて欲しいんですが…」
「そんなことはどうでもいいっ、不治でも、必ず……何かが…」
その1分後、私の妹、エネリア・スカーレットが亡くなった。
「さっきなら、治せたかもしれない…そう考えなかったのか!」
「ごめんなさい…みつからなかったので…」
「もう…戻らない…だから…」
「な、なんですかって…ヴァネリア様!それは、それはダメですっ…戻れなくなります」
ヴァネリアスカーレットは、うまれつき赤い目をもっていて、赤い目を使うと自分の赤い世界をつくりだし、自分がいいと思った人以外、消すことができる能力をもつ持ち主だ。
だが、別世界の者は消すことができないのだ。
「ヴァネリア…さ…」
「アルティメット…レットワールド!ははははははっ」
「きゃぁぁぁぁっ」
「これで…これで…エネリアを…くははははっ」
「お姉様〜、あそびたーい」
「あら、フラン…、どうしたの?」
「どうしたもないよ!遊んじゃダメ?」
「ううん、たまにはいいわよね。ささ、なにするの?」
「かくれんぼ!お姉様が鬼ね!」
「わかったわ!こういうのも好きよ」
「そっかぁ、よかった」
「じゃあ…1−…2−3−…」
フランドール・スカーレットが、ドアを開けて外に出ようとすると…
「きゃあっ」
「フラン!」
「ああ?貴様は…レミリアか…、別世界の私だな」
「な。なにをいってるの!妹を放しなさい」
「はなすもんか。貴様に用はない」
「なによっ、きゃあっ」
「あぁ、名を言わずに逃げるのはよくないな。私はヴァネリアスカーレット。別世界、レッドワールドの操り主だ。こいつはいただくぞ、妹のかわりにな!」
と言い残し、サッと消えた。
「フラン!……うぅ…咲夜!美鈴!パチェ!こあ!緊急事態よ!」
「な、なんですかっ、お嬢様」
「お嬢様、なんですか」
「レミィ、どうしたの」
「どうしたんですかぁ…ふぁぁ…」
「フランが…フランがっ…ヴァネリアってやつに攫われたのっ」
「えっっ」
起きたことを話した。
「なるほど…、別の世界の…お嬢様…ですか」
「えぇ」
「助けにいきましょうよ!」
「美鈴にしては珍しいじゃないの」
「なっ、もーっ」
「さぁ、いってる暇もないわ!」
「って…どうやっていくの?」
「咲夜は、いけないの?」
「私は…無理ですね…時間を操るだけなので…」
「そう…」
「うーん…」
「あっ、…みんな手をつないで、輪になって」
「え?」
手を繋いで、輪になった。
「はぁっっ」
「あれ…ここは…」
「やっぱりね…」
「どうやったんですか!?」
「別の世界の私があっちの世界にこれたんだから、こっちにも行けると思ったのよ」
「流石です」
「さぁ、あの紅魔館よね!少し赤さが増してるけど…そんなことはどうでもいいわ!フランを助けにいきましょ!」
レミリア以外「はいっ」「えぇ」
「わっ、私がいる!」
「しっ、静かにしなさいっ…」
「は、すみませんっ」
門にはもうひとりの全て目も服も…肌色以外、まっかな美鈴がいた。
「血みたいですね…」
「美鈴っ、どうにかしなさいよ!」
「無理ですよぉーっ…ほらっ」
「きゃっ…」
美鈴はもう1人の美鈴の方へ押し出された。むくぅ…っと真っ赤な美鈴がこっちを向いた。
「あっ…、あのぉ…すみません…、ここ、通してもらってもいいですか」
「あ……いいですけど…」
「えっ、ホントですかっ」
「は、はいっ…」
「あら?おかしいわね…案外普通…あれ。でも…」
「あのぉ?もんを…」
「美鈴!逃げなさい!そいつはそんな気まったくなしよ!」
「えっ…?」
「と…いうとでも思ったか、この別世界の人間め!」
やっぱり…とレミリアは思った。
「ふふふ…ヴァネリア様には近づけない…」
といい、美鈴の首をつかんだ真っ赤な美鈴がいった。
「私は門番の『光美鈴』だ!」
「こう…めいりん?」
「ふふふ…」
「なにを笑う!」
「甘いわ」
「レミィ、こっちはOKよ」
「じゃあ…ブラックアンドホワイト!」
ブラックアンドホワイトとは、レミリアのつくりだしたパチェリーの魔法である。記憶を消すことが出来る魔法。
「なあぁっ…すみませんっ…ヴァネリア様っ…」
そして美鈴と、光美鈴は気絶した。
「美鈴!」
「……気絶してるわ。後回しよ…。ヴァネリアとかを倒してから行くわよ!」
「でもっ…」
「美鈴だけじゃなく私たちやフランも…」
「あれ…もしかしてっ…」
続きます!次回は、パート1.5です!
〜あとがき〜
一応説明しますが、ヴァネリアとは、別世界のレミリアのことで、エネリアは別世界のフランのことです。光美鈴とは別世界の美鈴…ですね。
最後にワクワクさせれる展開が好きです。
ブラックアンドホワイトは、かいてもありますがレミリアが提案し、パチェリーがレミリア専用に作った高魔法のことです。体力も減ってしまいますが、敵は完全に大ダメージをうけるのです。勝手に作ってすみません…
まぁ、でも、二次創作なのでいいと思っております。
パート1.5が楽しみですねぇ(´∀`*)ウフフ
いつくるのかわかりませんが……。
レットワールド…かぁ…あまり赤は好きじゃないです(個人の感想です)。
なぜなら、血の色でもあるんですよね。血の色はピンクのところもあるんですが。赤が好きな人すみません!これからいろんなシリーズを出していくので応援してもらえると嬉しいです。
不定期なので、投稿あまりできないかもしれません。
アニメとか、昔からすきなので…、もしこのキャラとか欲しい!いれて!というのがあれば言ってください。お答えできるのがあるかもしれませんので……では。長くなりましたね。さよなら。