二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【東方】皆の日常 ( No.1 )
- 日時: 2018/08/29 17:37
- 名前: むーんたるとmoontarte (ID: 3KWbYKzL)
1 霊夢の日常
「はぁ…まったく」
「なんだよ。霊夢。ため息なんて珍しい…ってほどでもないか」
「そうよ。魔理沙が毎日ここにくるから…」
「お、癒しになってるってか?」
「逆よぎゃーく!」
「ギャグか…うーん…」
「まぁ早く帰りなさいよね。私はお茶でものんでから寝てるわ」
魔理沙を追い払うように、「シッシッ」といいながら立ってこたつに入った。
「んだよ…ま、私は香霖堂にでもよってるかな」
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「いっ…いった…?」
霊夢は寝たふりをしていた。
「まったく…この雪の中ってのに魔理沙ってば元気ね。マフラーでもあもうかしら……。なんて面倒よ。紅魔館にでも行って咲夜にあんでもらおうかしらね。ってのも面倒…」
畳にコロコロ転がりながら考えてたところに咲夜がきた。
「あら…博麗の巫女。そんなゴロゴロしてていいの?お嬢様や妹様はプリンをかけて戦ってますよ。ウフフ」
「あーのね…大体そっちが悪いのよ。この前の紅い霧の異変もあんたらの仕業ってのに…」
「あの時はあの時…、過ぎたことをいっても仕方ないでしょう?時はとめれないんだからね」
「そうね…ってあんたとめれるじゃないの!!あんたねぇ…コキ使われてるのがそんなに楽しいの?」
煎餅をパクパク口にいれながら話を始める。
「ふふっ、コキじゃないですよ。私はただお嬢様に従う運命なのよ。それに一緒にいると楽しいものね」
「ふーん…ま、確かにいいわよね。紅魔館は広いし遊ぶものもあるだろうし。ご馳走もいっぱいで豪華だもの」
「あら、そうかしらね。貴方にとってはそうなのかもね…−」
「なっ、今の上から目線!」
「そうかしら?…あ、そうそう。ご馳走といえば」
「何よ…」
咲夜が持っていたビニール袋から何かがでてきた。
「これは?」
「ケーキよ。お嬢様からね」
「うふぁーーっ。流石紅魔館のメイド長!」
「お礼ならお嬢様にいいなさいよね。それになんでケーキだけでそんなに態度が360度違うのかしら」
「はっ…、そんなことないわよぉ…」
「そう。なら、ケーキはいらないのかしらね」
「あっ…、いいえ。ケーキだけはありがたーく頂いてあげるわ」
「ぷふっ…。そう。どうぞ」
霊夢は目を輝かせた。
「ふふーんっ」
「じゃあ、さようなら」
「はーい」
霊夢はハッとした。
「あーーーーーーーーーーーーーーっ!」
そう、咲夜にマフラーを編んでもらう話をすっかりケーキにとられてしまってたのだ。
「はぁ…」
・おまけ・
〜登場キャラ〜
博麗霊夢
別名博麗の巫女、貧乏巫女。博麗神社の巫女であり、異変解決が大体。
赤の服に黄色のリボン。面倒事は嫌い。魔理沙と仲良し(?)。
十六夜咲夜
紅魔館のメイド。時を操れる。
頭もよく、運動神経もよい。お嬢様の言うことはしっかりきく。
霧雨魔理沙
魔女で、霊夢とは仲がいい(?)。
香霖堂によくよる(?)。愛用放棄をもっている。
頭は悪いが正々堂々としている。楽しいことは好き。
お嬢様:レミリア
妹様:フラン