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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 凡人はマフィアになる ( No.7 )
- 日時: 2018/11/27 17:43
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
紡「えー…なんか校庭のど真ん中にリングらしきものが見える」
土が盛り上がりロープで仕切られた特設リングを見ながら紡が
呟いた。
ロキ「昨日も言った通り今回は晴れの守護者の勝負です。どちらも
このリングがピッタリかと思って…崩壊の心配はないので御安心を」
悠斗「スッゲー、何でもありって感じだな!」
奏斗「で?昨日のあれ、今日もやるか?」
悠斗「だな」
昨日よりも積極的になり全員が肩を組む。
悠斗「シャオ、ファイト!」
『オォォォォ——!!』
シャオがリングに足を踏み入れると地面が持ち上がる。
シャオの前には金髪の男が手袋をし直していた。
???「中国人のハーフって君か。俺はトパーズ、よろしく」
シャオ「え、あ、あぁ」
ロキ「…先に自己紹介していましたか。では準備は良さそうなので
‥‥はじめ!」
ロキが合図するのと同時にシャオは地面を蹴り上げた。彼の鋭い
蹴りがトパーズを捕らえると思ったがトパーズは慌てもせず
右腕で受け止め脚を掴んだ。
トパーズ「まだまだ修行中の身、といったところですね」
シャオ「ッ!?」
トパーズがシャオの首筋を軽く叩くとシャオの体が仰け反るように
倒れる。あまりのことに紡たちは開いた口が塞がらなかった。
修哉「な…」
紡「嘘…シャオくん!!」
ロキ「ふむ…気絶してしまいましたね。これでは勝負にはなりません。
少々予定より早いですがこの勝負、トパーズの勝利です」
トパーズ「特にすごいことはしていないんですけどね」
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