二次創作小説(紙ほか)

Re: 凡人はマフィアになる ( No.13 )
日時: 2018/12/01 16:45
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

人気のない場所、紡はボンゴレの同盟マフィアの一つインヴェルノに
属している青年イヴに先代の技を教えられる。

紡「コラッジョ・ヴルカーノ…ですか?」
イヴが頷く。元々彼は影が薄く表情の変化に乏しいため普段から
無表情だ。
イヴ「死ぬ気の炎を両手から放つ、分かりやすく言えば火炎放射…
イメージしながらやれば…多分、できる」
紡は頷き力強く放たれる炎をイメージし死ぬ気の炎を両手に
集中する。真っ直ぐ伸びた橙の炎が辺りを燃やし尽くす。
あっという間に覚えた紡の筋の良さにイヴは内心、驚いた。
イヴは紡の頭に軽く手を当てる。彼は手を当てた人物がどの炎を
扱えるのか感じ取ることができる。彼が彼女から感じたのは…。
イヴ「(不思議…温かい、優しい…)」
紡「あのイヴさん」
イヴ「!何でもない。俺、もう時間だから行く、けど…頑張れ」

紡が頷く。時間はあっという間に夜。全員が並盛中学校へと
足を運んでいる。

最終決戦はもうすぐ始まる。