二次創作小説(紙ほか)

Re: 凡人はマフィアになる ( No.14 )
日時: 2018/12/01 17:24
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ロキ「では…チャイムが鳴り次第、始めましょうか」
紡が頷く。すぐにチャイムはなり彼女の額に橙の炎が燃え上がる。
指輪から放たれる淡い橙の光が彼女の手を覆う。
ロキ「(ボンゴレグローブ、ですか…)」

ロキの死ぬ気の炎が彼の手にあるライフルに集まり、放たれた
銃弾に炎が纏わる。

ロキ「ッ!?」
銃弾を跳ね返し死ぬ気の炎が直進してくる。
紡「コラッジョ・ヴルカーノ」
ロキ「先代の技、ですか。全く厄介なモノです」
炎を原動力にしロキは一気に紡との距離を詰めた。
そして彼女の前に片手を差し出し同じような技を繰り出す。
ロキ「まぁ私も使えますので、特に意味はありませんよ」

瓦礫の山を見ながらロキは少し口を歪める。
ロキ「この程度で倒れているのなら、貴方は祖母を、友を裏切ると
いうことになります。私たちは根から敵対しているわけではない。
本当に先代の言う通りになるのか試すために今、敵対しているのです」
話していたロキは目を見開く。それは10代目大空の守護者、
沢田綱吉が死ぬ気の零地点突破・改を使うときの独特な構えを
している紡だった。

ロキ「(これがブラッド・オブ・ボンゴレの超直感の凄さ)」

辺りに砂煙が立ち込める。そして立っていたのは紡だった!