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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 凡人はマフィアになる ( No.26 )
- 日時: 2018/12/05 15:49
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
シャオとエリィ、二人が対峙している。ビルからビルへ飛び移りながら
戦っていた。
エリィ「ボンゴレの晴れの守護者っていうからどんな戦い方を
するかと思ったら…舐めてるの?」
シャオ「まさか、アンタぐらいだったら俺を捻り潰すのは楽勝
なんじゃねえのか?お前こそ舐めてるのか」
エリィの顔が少し引き攣る。
エリィ「…上等よ。アンタなんて私の足元にも及ばないってこと
知らしめてあげるわ!」
エリィは飛び膝蹴りをする。シャオはそれを躱し着地した一瞬を
狙い鋭い前蹴りを放つ。シャオの連続攻撃をエリィは全て見切り
躱しながら後退していく。前に突き出された片脚を掴み、女とは
思えない腕力で投げ飛ばし、更に何発も殴り飛ばした。
シャオ「がはっ!(この人…確実に狙ってるな)」
エリィ「う、かふっ!?」
エリィの体がくの字に曲がり近くのビルの壁に埋まった。
重い瓦礫を退かしエリィが立ち上がり前を見る。
突き出した肘を引き、指の骨を鳴らす男が顔を上げた。
アメジスト「敵同士、別にこれぐらいは良いよな?だって…
個人で一騎当千の力を持ってるんだろ」
エリィ「(何…アイツ、何か得体の知れない)」
シャオ「アメジスト、お前…何してんだよ」
アメジスト「何って…手伝いに来てやったんだよ。有難く思え!ってな」
アメジストは二ッと笑った。シャオはしょうがないという風に溜息を
吐いた。
シャオ「じゃあ有難く思ってやるよ」
アメジスト「その礼、ちゃんと戦いが終わったら払ってもらうから」
シャオ「なら何をすればいいんだ?」
アメジスト「俺を殴れ」
シャオはそれを聞き苦笑する。
シャオ「…その願いならここで叶えてやるよ!」
エリィとシャオ、アメジストが同時に地面を蹴り上げ拳を振り上げた。
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