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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 凡人はマフィアになる ( No.30 )
- 日時: 2018/12/05 18:48
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
奏斗は新たな力で戦っていた。
奏斗「っとと、これが初代たちが使ってた盾か」
奏斗の背中には夜霧がいた。基本、群れることを嫌う彼だが
奏斗には信用しているようだ。
夜霧「なんでこっちに…」
奏斗「いいじゃねえか。二人同時に撃破ってかっこいいだろ?」
奏斗と夜霧が地を蹴り上げる。
奏斗「雷の角」
夜霧「噛み殺す」
緑と紫の炎が決着を言い渡した。
****
不知火が微笑みながら力を抜くと紡がパタリと倒れる。
不知火により心に鍵を閉められ意識が薄れていく。
???「紡!」
???「紡先輩!」
???「紡さん」
聞いたことがある。この声の主はバリアの外にいる。
???「ほれ…お前も呼んでやれ」
???「え、えっと…つ、紡!!」
崇一?レイチェも呼んでくれるの?
ボンゴレリングが光り出す。同時に紡の意識が戻る。
不知火「なっ!?あんなちっぽけな声で…」
紡「なーにがちっぽけだ。心の扉を開けるのなんて簡単だよ」
紡のグローブに橙の炎が燃え上がる。その炎に七色の光が
集まっていく。
初代「教えてやれ。思い知らせるんだ、君の思いって奴を」
初代の手が彼女の手に重なる。
10代目「守りたいモノを強く願うんだ、君の守りたいモノを」
10代目の手が彼女の手に重なる。
14代目「さぁ、バシッと決めてやりなさい!アンタの死ぬ気の炎でね」
14代目の手が15代目の手に重なる。
紡「これで…終わり!!」
紡の両手から剛と柔の炎が同時に放たれる。そしてバリアが
粉々に砕け散り虹色の光が空から降っている。
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