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二次創作小説(紙ほか)
- Re: ボンゴレとコスタ ( No.8 )
- 日時: 2018/12/22 12:18
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
永華はある日、ベッドに潜り深い眠りについた。それは当たり前だ。
だが何時間経っただろう。彼女が目を覚ますと見慣れない天井を
見上げていた。背を向けて近くの椅子に座り込んでいた黒いスーツを
着た男がベッドのほうを向き目を見開いた。その男の顔は永華の
知っている人物ソックリだ。
???「永華ちゃん!」
永華「も、もしかして…楓真、さん?」
青葉楓真、コスタファミリーの10代目晴れの守護者だ。彼は優しく
微笑んだ。
楓真「ごめんね、ごめんね、俺のせいで…」
永華「え、いや、あの…ここは…私、家にいたはずなんですけど」
永華の言葉に楓真は驚いた。
扉が開き、もう一人が部屋に入って来た。
浅黒い肌に赤い目をした男、なんとなく予想ができた。
永華「てことはもしかして貴方が時町蓮夜くん!?」
蓮夜「10代目!よかった、本当に…すみません、俺たちのせいで」
同時に彼が薄い桃色の煙で包まれ永華が知っている蓮夜が
キョトンとした表情で現れた。
蓮夜「ん?ここ、何処だ」
楓真が目を細め、あることを聞いた。
楓真「永華ちゃん、蓮夜…今、何歳」
永華「私は早生まれなので13で蓮夜くんは14です」
楓真は頷いた。
楓真「俺、25。ここ2028年、永華ちゃん達からしたらここ10年後」
楓真は淡々と説明した。ここは10年後の世界でイタリアのヴァリアー
拠点だという。現在、ジェッソファミリーとジッリョネロファミリー、
二つのマフィアが合わさったファミリー。ミルフィオーレが
ボンゴレとコスタを狙っているというのだ。
楓真「ミルフィオーレの狙い、ボンゴレリングとコスタリング、
この時代の永華ちゃん、俺を庇って重傷負った」
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