二次創作小説(紙ほか)
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.6 )
- 日時: 2019/01/22 21:28
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
今回、転送されて来た時代は百年戦争が起こっているフランス。
兵士1「オイ聞いたか、竜の魔女が暴れたんだってよ」
その話を物陰に隠れながらセイラとセイバーは耳を立てて聞いていた。
兵士2「その魔女は処刑された憎しみで蘇って戦争を起こしたらしいぞ」
???「聖女ジャンヌダルク」
セイバーとセイラは驚いた。盾を持った銀髪の青年が立っている。
セイバー「パーシヴァル」
セイラ「ねぇもしかして貴方が連れてる女の人がジャンヌさん?」
旗を持つ金髪の少女が小さく頭を下げる。
ジャンヌ「はい、私は正真正銘のジャンヌダルクです。あのどうか私も貴方たちに
協力させてもらえないでしょうか。私の大好きな場所が消えていくのを黙って
見ていられないのです」
ジャンヌの瞳が強い光を放つ。意思の強さが見えた。その覚悟は英雄のモノだ。
セイラ「分かった、一緒に頑張ろう!」
セイバー「私たちはあまりここに詳しくない。それに聖女がいてくれれば百人力だ」
パーシヴァル「兵士たちもいなくなったようです。彼らを追ってみましょう」
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.7 )
- 日時: 2019/01/23 18:17
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
少し移動すると三人の戦う人影が見えた。彼らが相手しているのは何やら様子がおかしい
兵士たちだ。
ジャンヌ「あの方たち大丈夫でしょうか…兵士の数が多すぎる気が」
パーシヴァル「彼らにも話を聞くことが出来るかもしれませんね」
セイバー「マスター、ご決断を。彼らに手を貸しますか?」
セイバーの言葉にセイラは頷いた。
セイラ「助けて色々話を聞こう。利害が一致すれば仲間になってくれるかもしれない」
全員がその四人のもとに駆け寄る。セイバーの不可視の剣が振るわれ、パーシヴァルも
その盾と剣を振るい兵士たちを薙ぎ倒していく。
???「お前らは…」
ジャンヌ「私たちは竜の魔女を倒すためにここにやってきました。大丈夫、敵では
ありません」
セイラ「ありがとうセイバー、パーシヴァル。私はセイラ」
ジャンヌ「私はジャンヌ・ダルクです、貴方たちの名前を聞かせてください」
白髪の青年は剣を納めてから名前を名乗る。
???「俺はダルタニアン、オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルクに出会えて光栄です」
黒髪の青年がアトス、空色の髪をした青年がアラミス。
セイラ「ダルタニアン、ダルタニャンと三銃士たちが登場する物語はフランスが舞台に
なってる。なら皆がここにいるのも違和感はないか」
ダルタニアン「むぅ、俺たちもその竜の魔女を倒すためにここにサーヴァントとして
召喚されたのかもしれないな…ここは君たちに協力しよう。アトス、アラミス、君たちも
それでいいか?」
二人も頷く。ダルタニアン、アトス、アラミス、ジャンヌ・ダルク、セイバー、パーシヴァル、
セイラは再び場所を移動する。
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.8 )
- 日時: 2019/01/23 18:40
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
ジャンヌ「そろそろ日が沈みます。何処かで身を隠し今日は休みましょう」
近くの建物の中に入り一息吐く。
ジャンヌ「まさか竜の魔女が私だとは思っても見ませんでした…」
悲しそうに話し出すジャンヌ・ダルク。
ジャンヌ「処刑されても仕方ないと考えていたつもりでしたが心の奥ではそれが
嫌だったと処刑した人々が憎いと本当は思っていたのかもしれません。そうでなければ
こんなことは起きていなかったでしょう」
ダルタニアン「気に病むことはないでしょう。どんな人間にも憎しみなどの感情は
あります。嫌だと、他人が憎いと思うことは何度でもありますよ。貴方は良い人です、
その憎しみを言動に出さない。大丈夫、僕たちは貴女のことを知っていますよ」
ダルタニアンはそっと微笑んでそう語る。彼の言葉が彼女を救った。
一方、竜の魔女ジャンヌ・オルタは
オルタ「どうやらイレギュラーがいるようですね」
キャスター「えぇ、鼠が数匹。でもすぐに消えますよ」
オルタ「問題はあの男です…アサシン否ロシュフォールあの男は侮れません」
???「竜の魔女、ジャンヌ・オルタさんにそう言われるとは光栄だな」
不気味に光る紫の目をした男、ロシュフォールは暗闇から姿を現す。
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.9 )
- 日時: 2019/01/24 18:26
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
セイバー「…」
セイバーは横目にダルタニアンを見ていた。そのうち彼はセイバーの視線に気が付き
声を掛けた。
セイバー「あ、いや…アトスを見ているときの目が違うなと思ってな」
ダルタニアン「そう見えるかい?まぁ彼には尊敬しているからな」
****
物陰に隠れながら空を見上げると数匹のワイバーンが空を飛び回っているのが見えた。
恐らく自分たちの存在に気付かれているのだろう。
アトス「ここまでワイバーンが飛び回ってるのか」
ワイバーンを見てジャンヌ・ダルクは隠れながら風の噂で聞いたある話を思い出した。
ジャンヌ「そういえばこの街の何処かに竜殺しと呼ばれている方が捕まっていると
聞いたことがあります」
この街にいるというだけで特定の場所は分からないが彼が仲間になってくれれば
ワイバーンも敵ではないだろう。となれば当然、次の目的は。
パーシヴァル「その竜殺しを探し出し仲間にすること」
???「まさかまた戦うことになるとはな、ダルタニアン」
その男は暗闇から突然、姿を現した。紫の目が捕らえているのはダルタニアンのみだ。
真っ白い肌に黒髪に鞘から抜かれた黒い剣。
ダルタニアン「ロシュフォール、また君と決闘を…」
ロシュフォール「勘違いしないで欲しい。別に俺は敵意を持っているわけではない。
だがジャンヌ・オルタについてしまった以上、こうするしかないんだ!俺を殺した時
お前らにある程度のことは伝える!俺を殺してみろ、ダルタニアン!」
黒い剣とダルタニアンの銀の剣がぶつかる。その戦いをセイラたちは見守るしかない。
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.10 )
- 日時: 2019/01/24 20:49
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
セイバー「流石に押されてきてるな。それに集まって来たぞ」
アトス「敵側のサーヴァントも来やがった」
シャルル=アンリ・サンソン、カーミラ、その二体と数匹のワイバーンだ。
セイバー「マスター、ここは勿論」
セイラ「うん、全員でサーヴァント含めワイバーンたちを倒すよ!」
カーミラ「私たちを倒すですって?小娘の分際でよく言うわ!」
カーミラがセイラに襲い掛かり鋭い爪を振る。その爪からパーシヴァルが盾でセイラを
護る。カーミラは忌々しそうに舌打ちする。
パーシヴァル「マスターには指一本触れさせない」
アトスとシャルルがぶつかり合っている。アトスは一度距離を取り剣を構え直す。
アトス「処刑人と殺人者は違う。お前はもう処刑人ではない、ただの殺人者だな」
シャルル「…何を」
アトス「ここの人間を殺して来たといったな。処刑人は罪が重い者を裁く者だ、決して
罪を持たない者を問答無用で殺す者ではない。お前のやったことは狂った殺人者が
やったことだ」
シャルルはアトスに斬りかかる。その攻撃をアトスは躱しつつ攻撃する。シャルルの攻撃も
剣の扱いに慣れたアトスの前ではあまり役に立たない。アトスは周りを見た。
数十のワイバーンが辺りを囲う。
セイバー「離れろアトス!パーシヴァル、しっかりマスターを守れ!!」
セイバーの手には不可視の剣が握られているがその剣が光り輝いている。徐々に剣が
姿を現す。全員がその剣の名前を知っている。
セイバー「約束された勝利の剣!!」
辺りが一掃される。ワイバーンと共にカーミラ、シャルルが消えていく。
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.11 )
- 日時: 2019/01/24 20:59
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
ダルタニアン「俺も…ここで負けることはできない!」
彼の剣が鮮やかな空色の光を放つ。辺りを青い光が包み込む。それを見てロシュフォールも
同じように構える。
ダルタニアン「銃士の誓い(エペイストギャージュ)」
ロシュフォール「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」
光が消え、立っていたのは前に突き出した剣を鞘に納めているダルタニアンだった。
ロシュフォール「…負けだ。それとこれが、お前への賞品だ受け取れ」
ロシュフォールは紙を渡して消えてしまった。ダルタニアンは紙を握り、静かに笑った。
これでちゃんと仲を戻すことができた、と…。
アトス「ダルタニアン」
ダルタニアン「アイツは敵側から情報を盗んできたみたいだ。感謝してもしきれない…。
彼の思いを俺は無駄にしたくない。さぁ、先へ進もう皆」
セイラ「そうですね、止まっていても仕方ありません!」
ダルタニアン「竜殺しがいるのもここからそう遠くないようだから…その近くで一度
休憩しよう。結構疲れが溜まっているだろう、俺も疲れた」
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.12 )
- 日時: 2019/01/25 16:01
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
暗い建物の中、小さな蝋燭の灯りだけを照らし一人の少女は拘束された青年と話していた。
長い水色の髪は彼女が座り込むと地面についてしまう。
???「大丈夫?あと少しだから頑張ろう、もうすぐ誰か来てくれるから」
少女が小さく何かを呟くと鎖が解け消えていく。青年と少女が立ち上がり外に出ると
少女が見た人物たちがいた。
ジャンヌ「わわっ!ご、ごめんなさい!」
???「貴方たち竜の魔女を倒しに行くんでしょう?」
ダルタニアン「そうだけど君は何故それを?」
ダルタニアンは彼女にそう聞いた。少女はダルタニアンからジャンヌへと視線を移した。
???「私はノストラダムス、長いからノストラでもダムスでも好きに呼んでね。私は
少し力は弱まっちゃったけど預言者なの。それで貴方たちのことを知ったの、ジャンヌさん
お願い手伝って!彼の呪いを解くために貴方の力が必要なの!そうしたら私たちも
仲間になるから、この人は貴方たちの探してる竜殺しジークフリートだよ」
それを聞きジャンヌはノストラダムスの隣に立ち解呪の手伝いをし始める。
数十分して二人が息を吐きジークフリートが驚いたような顔をする。
ジークフリート「まさか本当に解けるとは…ありがとう二人とも」
ノストラダムス「いいのいいの、お兄さん重要なんだよ?この戦いでは」
ジャンヌ「とにかくこれでまた戦力が増えました。向こうの戦力も削ることは出来ましたし、
これからどうしますか?マスター」
セイラ「えぇ!?マ、マスター?」
セイラが聞き直すとジャンヌは笑顔で頷いた。本契約してるのはセイバー、アーサーだけ。
一人一体の契約のはずだ。
パーシヴァル「仮契約、それでいいじゃないですか。私も同じようなモノでしょう」
ノストラダムス「これからジークフリート共々よろしくね、マスターセイラ!」
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.13 )
- 日時: 2019/01/25 19:08
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
ノストラダムス「竜殺しのジークフリートさんにサーヴァントの力を引き出すことが
出来るマスター、セイバーさんにパーシヴァルさん、ダルタニアンさんにアトスさん、
そして聖女ジャンヌ・ダルクさんと預言者の私がいる!これはもう攻めるしかありません!」
ジークフリート「俺がワイバーンたちを倒そう、他のサーヴァントは君たちに任せていいか?」
ダルタニアン「任せてくれ!そうだジャンヌさん、君はオルタと戦うことになるかも
しれない、一人でも頑張れるかい?」
ジャンヌは頷いた。最初から彼女には黒い自分と戦うことは覚悟の上だ。
ジャンヌ「ここまで来て逃走などしません!それに私は一人ではありません、マスターがいます」
アトス「…どうせ全員決意してるはずだろう。この戦いをさっさと終わらせようマスター」
アトスは小さく微笑む。
セイラ「じゃあ早速オルレアンに乗り込もう!」
****
オルタ「随分と仲間を連れてきたのね、私?」
ジャンヌ・ダルクと瓜二つの少女がジャンヌの前に立つ。ジャンヌは顎を少し下げ彼女を
睨む。
ジャンヌ「私と同じ体だとしても貴方は私ではない。私は貴女を否定するために、この戦いを
終わらせるために来たのです!もうここを貴方の好き勝手にはさせない!」
オルタ「何を言っているの?貴方を理不尽な理由で殺したのは何処の誰?そう、このフランスの
兵士、住民じゃない!憎まないはずがないわ」
セイラ「…なら貴方は聖女ジャンヌ・ダルクではない。英雄でもない」
オルタ「黙ってくれる?それに見えないのかしら?ここにはファヴニールに竜たちも」
ジャンヌ・オルタの隣の黒い竜がセイラを見据えている。その竜がファヴニールだ。
ノストラダムス「私には見えるよ、ジャンヌ・オルタが散っていく未来が、そして
その御自慢のファヴニールやワイバーンが私たちと竜殺しによって潰され驚く貴方の顔がね!」
セイラの前にパーシヴァルが立ち、盾で彼女をファヴニールの炎から守る。
ジークフリート「貴様の敵はここにいるぞ、ファヴニール!このジークフリートが貴様を
葬ってやるぞ!」
アーサー「お前らの主が倒れるのと我らが全員倒れるの、ここで大勝負としようじゃないか!」
ジャンヌ・オルタが忌々しそうに下唇を噛む。
オルタ「潰せ!そいつらを潰せ!!」
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.14 )
- 日時: 2019/01/25 19:45
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
ジャンヌ・ダルクを手伝うのは他にもいた。
ジャンヌ「あれは…ジル!?」
ジル・ド・レェ、彼が率いる軍隊は竜に砲丸を当てている。
ジル「撃てぇぇ撃て!!恐れるな、我らには聖女がいる!」
オルタ「これは想定外でした…」
セイバー「はァァァァァァァァァァ!!!」
叫びながら剣を振るい竜たちを薙ぎ倒していく。その時、彼の前に黒い瘴気を纏った
見覚えのある人物が立っていた。
セイバー「貴様、確かカーミラか…」
カーミラ「あの時の屈辱、貴様の血で補ってもらうぞ?セイラとかいう娘を守る騎士の血は
私が全て奪ってやろう!」
別の場所でもアトスとダルタニアンはそれぞれヴラド三世とシャルル=アンリ・サンソンと
戦っていた。二人は互いに背を向けたまま話す。
ダルタニアン「ふぅ…これは本当にジークフリートとノストラダムスちゃんにワイバーンを
任せることになりそうだね」
アトス「…」
アトスは黙って頷く。そして二人は同時に地面を蹴り上げた。
ノストラダムス「それそれそれぇぇぇぇぇ!!!」
青い星型の魔法弾が辺りを飛び回り竜に被弾する。
ジークフリート「確かに数は多い、が。無限というわけではなさそうだな」
ノストラダムス「よぉし、このまま粘って粘って粘りまくるぞ——!!」
竜殺しと預言者の勢いは止まることはない。
オルタ「さっきは度肝を抜かれましたが所詮はこの程度、ということですよ。貴方など私には
遠く及ばないということです、それが分かれば大人しくしていなさい」
オルタが剣を振り下ろしジャンヌが目を閉じた。その剣をパーシヴァルは盾で弾き、
ジャンヌ・オルタを盾で押し倒す。
ジャンヌ「パーシヴァルさん!」
セイラ「ジャンヌさん、頑張ろう!見えるでしょ?何体もいるワイバーンと戦うジークフリートと
ノストラダムスの姿、敵側のサーヴァントと戦うアーサーやダルタニアン、アトスの姿も…
私には出来ることは少ないけれど応援ならできる!大丈夫、パーシヴァルが守ってくれてるでしょ」
セイラは笑ってそう語る。確かに見える、彼らが奮闘する姿が。
ノストラダムス「あ!やっと来たよ〜」
アトスとダルタニアンが一足遅くやってきた彼を見て笑った。
アトス「遅刻だ、アラミス」
白い銃を持った青年、アラミスは不敵に笑った。
アラミス「悪かった」
- Re: Fate-Originalcollect− ( No.15 )
- 日時: 2019/01/25 21:41
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
アトス「さてと…真の聖女ジャンヌ・ダルクが勝利する瞬間を俺は見たいんでな」
ヴラド「まさか勝てるとでも?」
ダルタニアン「時代が違ったのかね。皆は一人のために一人は皆のために、ってな」
赤い炎をアトスの剣が包み、ダルタニアンの剣は青い光を纏う。
アトス「我が信念に燃え尽きろ—炎に誓う剣」
ダルタニアン「銃士の誓い(エペイストギャージュ)」
アラミスは宝具を発動する二人を見て自身も発動させることにした。
アラミス「我が疾風の前にひれ伏せ—風に誓う剣」
ジークフリート「こっちもやるか。邪竜、滅ぶべし—幻想大剣・天魔失墜」
ノストラダムス「わ、私だって!完全なる予言者」
三人の宝具の攻撃、ダルタニアンたちの宝具が同時に発動し大地を揺らす。
オルタ「なっ!?竜が全滅だと!?」
ジャンヌ「我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる 我が終わりは此処に。
我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に 我が生は無に等しく、影のように彷徨い歩く
我が弓は頼めず、我が剣もまた我を救えず 残された唯一の物を以て、彼の歩みを守らせ給え
主よ、この身を委ねます———」
オルタが小さく「しまった」と呟く。
アーサー「円卓の騎士たちの力を今、此処に———」
ジャンヌ「紅蓮の聖女!」
アーサー「約束された勝利の剣!」
二人の奥義がジャンヌ・オルタを呑み込んだ。
ジャンヌ「や、やった…んですか?」
ノストラダムス「やったよ!勝ったよ!!」
ノストラダムスはジャンヌ・ダルクに抱き着いた。
ジャンヌ「有難うございます、皆さん。皆さんがいなければ勝つことはできませんでした。
本当に感謝してもしきれません」
セイラ「うん、良かった良かった。私たちも事が終わったからそろそろ帰らないと」
ダルタニアン「困ったときは俺たちを呼んでくれマスター」
セイラは大きく頷いた。セイラとアーサー、パーシヴァルが光に包まれて消えていった。