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二次創作小説(紙ほか)
- Re: チェンジハートプリキュア ( No.1 )
- 日時: 2019/02/07 21:27
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
真田アイコ、彼女は特に目立つことも無い。学級委員など上に立つような性格でもなく
勉強ができないというわけでも無い。が運動は別だ。それだけは彼女の不得意なことだ。
学校を出てから彼女は嫌な予感がした。嫌な予感と言うのはよく当たるモノだ。
彼女は鞄を抱え少し急ぎ足で歩く、同じ学校の人物はいない。
???「それ…見せてくれよ?」
その声と同時に彼女は走り出した。振り返る暇もない、とにかく家まで体力がある限り
走るまでだ。それができれば良かったがそう簡単には行かないようだ。大きな動物とは
全く異なる形をした異形の怪物が目の前に立ち塞がる。
—しまった、前後を塞がれた。
曲道もないこの一直線、逃げられそうな場所は見当たらない。
???「殺すなよシマイン」
後ろに立っていた人物が怪物にそう言った。アイコは覚悟を決め恐る恐る振り返った。
青髪の若い男、人間とあまり変わらない容姿だ。
アイコ「…これは何なの?私、家に帰らないと両親に心配される」
???「まぁそうカリカリするなよ。俺の事、知りたいと思わないか」
アイコ「半分だけね。名前を聞いたらその名前、直接警察に伝えに行くよ」
???「随分と強気な少女だな…ディーヴァ、それが俺の名前。といってもその警察に名前を
言っても一生捕まりやしないさ。その鍵、お前が思うストラップとは違うんだぜ?
本当の名前はチェンジングキー、プリキュアが持つアイテムさ」
橙色の鍵をしたストラップにアイコは目を向けた。
???「十二星座…」
アイコ「…星座って私の?私は山羊座だけども」
1月19日、山羊座…。
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