二次創作小説(紙ほか)

Re: チェンジハートプリキュア ( No.2 )
日時: 2019/02/08 18:24
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

突然、鍵が光を放ち始めた。暖かい橙色の光だ。
???『宣言するのよキュアカプリコン…進化する意思を言葉に!』
我に返ったときはすでに口を開いていた。
アイコ「開け…たった一つの進化への扉!」
空間に現れた鍵穴に橙色の鍵チェンジングキーを嵌める。扉を通るたびに言葉の通り
進化するように姿が変化していく。
ディーヴァ「本当に…現れやがった」
橙色の暖かい光が消え、その姿キュアカプリコンの姿が露わになる。
カプリコン「努力を重ねた成功の体現者、キュアカプリコン!」
プリキュア界ではあまり実例のないズボン派でピンクではなく橙色をイメージカラーとした
プリキュア、これこそ一味違う新たなプリキュアだ。ディーヴァは軽く顎で合図すると
怪物は動き出す。その攻撃をひょいひょいと躱していく。
カプリコン「そんな牛みたいにのんびりじゃ捕まりやしないよ!そんなに暴れたいなら…
あの世で好きなだけ暴れてきな!」
鍵で星を描く。そして両手を突き出す。
カプリコン「掃除させてもらいます」

ディーヴァは小さく舌打ちして消え去る。変身が解け姿が戻ってから息を吐いた。
???「貴方がキュアカプリコンだね。私はユユ」
そのモフモフな精霊を名乗るユユ、実は鍵の中に閉じ込められていたらしい。
アイコ「で、なんで私がプリキュアなの?そりゃここにもいろんなプリキュア伝説が
残ってるけどさ。私より良い人なんてこの世に五万といるんだよ」
ユユ「鍵が選んだんだ。別の世界の敵が合わさってできた軍団メシアがもうプリキュアに
気付き始めた」
アイコ「メシア?救世主って意味のはずだけど…悪い奴らなの?」
ユユ「他のプリキュアたちに敗れ消えかけていた敵たちを集めてできたんだ。目的は真の
意味で世界を救済する、今の世界を一からやり直すこと」
アイコは鼻で笑った。
アイコ「無駄無駄、そんなことしても根本的な解決じゃないしアホみたい」