二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.1 )
日時: 2019/02/28 18:44
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

万事屋銀ちゃんのすぐ隣の家には一人の少女が住んでいた。それが中澤琴音。
彼女の親はもういない。戦で死んでしまった。その親と手合わせをした男が今は琴音のことを
世話している。琴音は女としては高い170近い身長。琴音を世話している桜庭八郎という男は
琴音と背丈はあまり変わらない中性的な人物だ。
銀時「琴音、八郎いるか〜」
琴音「いませーん」
銀時「よしいるな。入るぞ」
琴音「…」
いない、それは嘘だ。だがノックも無しに入ってくる銀時も悪い。お互い様だ。
八郎「銀時、それに神楽ちゃんに新八君まで来てたんだね」
新八「あ、八郎さん。お邪魔しますね」
神楽「お邪魔するアル!」
二人は靴を脱ぎ中に上がった。新八は足を止め八郎のほうを見た。その視線に気づいた。
首を傾げた。
八郎「…どうしました?」
新八「い、いえその…片腕が無いので不自由なことは無いのかなって」
八郎は自身の左腕に目を向けた。肘から下が無い。それは幼い琴音を守るために斬られた。
八郎「大丈夫、もう慣れましたから。それに今は琴音もいますから」
新八「困ったら何でも言ってください」
八郎「えぇ有難うございます」

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.2 )
日時: 2019/02/28 21:00
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

銀時「八郎…この眼鏡を鍛えてやってくれないか?」
八郎「話が急だよ」
新八「そうですよ!ってか僕はただ八郎さんに憧れてるって言っただけであって」
八郎「でも俺あまり教えるのは…」
琴音「手合わせだけっていうことにすればいいんじゃね」
神楽「八郎ってどのくらい剣術強いアルか?銀ちゃんよりも強いの」
銀時「さぁ?八郎のほうが強いだろ。それに剣術ならあのドSとかマヨラーとかいるだろ」
ドS=沖田マヨラー=土方
沖田「何の話ですか?旦那」
琴音「沖田さん、土方さん…二人もノック無しで堂々と入ってくるの?」
神楽「八郎の強さは悟○並なのかって話ネ」
新八「間違ってはいないけどその人と比べてないよ!?八郎さんはどのくらい強いんだろうって
話です」
八郎「あのもうそろそろこの話やめにしませんか」
沖田「それじゃ八郎の旦那、これから手合わせしやしょう」
八郎「え、えーでもこんなところじゃ」
沖田「大丈夫ですって旦那が俺たちのところに来ればいいから」
その笑顔は黒い。八郎は強制的に連れていかれた。
家の鍵を閉めると何かが上を通る。
???「試合の観戦、俺にもさせてくれよ琴音」
緑の番傘を差した長い黒髪の夜兎、ひびきだった。数十メートルの高さから彼は
軽々飛び降りる。
響「んじゃ勝手についていくから」
響も加え一同は真選組の屯所へ向かった。
道場で沖田と八郎は互いに竹刀を構えて向かい合った。審判は局長の近藤が担当し他は
観戦。
沖田「八郎の旦那、隻腕だからって手加減しませんから」
八郎「手加減の必要はないよ」
近藤「では…始め!」
八郎が先に床を蹴り上げ竹刀を突き出す。