二次創作小説(紙ほか)

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.10 )
日時: 2019/03/24 18:53
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

リゲル「そっか…大崩壊で力も無くしちゃったから長い間眠ってたんだ…」
イーラ「…お前ホントに断片的にしか前世の記憶を持ってないんだな。昔よりも弱腰な
せいで見てて苛々するぜ。俺たちはこんな奴に負けたのかってなぁ」
イーラの顔を見れば怒りを無理矢理抑えていることぐらい分かる。
レオ「お前はリゲルの昔を知ってるのか?」
イーラはレオを睨む。
イーラ「あのクソ王子か…あぁ知ってるさ。唯一俺たちと対等、否俺たち以上の強さを持つ
男だったからなぁ」
イーラは楽しそうな笑みを浮かべる。
キャトラ「ち、ちょっと待って!今、男って…リゲルって前世は男だったの!?」
全員が驚いた。もしかしてその中性的な姿は前世が関係している…のか?
バロン「まさか大罪の悪魔まで連れてくるとはな」
リゲル「あはは、すみませんバロンさん」
リゲルの隣でイーラは腕を組みそっぽを向いていた。体格も良く怪力で悪人面のせいなのか
悪人扱いも多いが彼自身は気にしてないようだ。
アイリス「イーラさんの他にも後六人の悪魔がいるんですよね…」
イーラ「あぁ傲慢、怠惰、暴食、色欲、嫉妬、強欲の悪魔がいる」
キャトラ「その六人も前世のリゲルに負けて彼女に仕えてたの?」
イーラ「あぁ…アイツが操る美徳の力は俺たち大罪の悪魔には弱点だ」

【憤怒の悪魔イーラ】
最強の七人大罪の悪魔の一人。ゴツイとまではいかないが筋肉質で体格がいい。
怒りっぽく喧嘩っ早い、少し気に障ることがあるとすぐキレるが唯一リゲルには怒ることが
出来ない。前世のリゲルを知っている数少ない人物で彼女に負けて彼女に仕えていた。