二次創作小説(紙ほか)

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.15 )
日時: 2019/03/25 14:37
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

春になりリゲルは茶熊学園に第四期生として入学。
カムイ「えー自己紹介も終わり学級委員もディランさんに決まったところで副担任の
先生を紹介しようと思います」
第四期生カラスミ組
・コヨミ ・ルウシェ ・ルカ ・ジュダ ・アイシャ ・ディラン ・リアム ・リゲル
計八名
リゲル「新任、かな?」
戸が開き長身の男が入って来た。
ルウシェ「わぁカッコイイ先生ですね」
カムイ「新任で副学長を担当してもらうマーシュ先生です」
マーシュ「今日からここに来ました。皆さんと同じで俺もここの事は分からないことだらけで
頼りにならないところ多いだろうがよろしく頼みます」
ディラン「お、頼りにさせてもらうぜマーシュ先生」
リゲル「怖い先生じゃなくてよかったぁ」
マーシュは生徒全員を見回す。
マーシュ「…コヨミさんにルウシェさん、ルカさん、ジュダ君、アイシャさん、ディラン君、
リアム君、リゲルさん」
コヨミ「マーシュ先生、自己紹介の時にいたんですか」
マーシュ「いやついさっき教室に到着したばかりだ。一通り名簿を確認させてもらっただけさ」
リアム「す、スゲェな一度しか名簿は見てないんだろ」
ルカ「これは益々頼りになる先生ですね!!」
全員の注目はマーシュに集まっている。
カムイ「基本は私が授業を進めていきますが…今日はもう授業が終わりました。明日からは本格的に
授業が始まるので今日は学校を見回ったり部活を見学しても構いません」
リゲル「あ、ディランさん一緒に部活とか見に行きません?」
リゲルは真っ先に彼に声を掛けた。
ディラン「いいぜじゃあ見に行くか」
コヨミ「リゲルねーねとディランにーに仲良しだね」
アイシャ「失礼ながら最初はてっきりリゲルは男かと思ったが…女だったのか」
ちゃんと女子用の制服、来てるんですけど…byリゲル

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.16 )
日時: 2019/03/25 19:34
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

翌日の朝。
ルウシェ「おはようございますディランさんリゲルさん」
ルカ「いやぁ今日も仲良しですね!二人とも」
マーシュ「ほら、イチャイチャしてねえでさっさと朝の支度をしろ」
ディラン「イチャイチャしてねえよ!」
茶化すように笑いマーシュは周りに目を向ける。
マーシュ「さてと…朝ぐらいは窓を開けとくか」
ルカ「あ、窓は私たちで開けておきます」
マーシュ「おう、悪—がっ!!」
落ちていたチョークに足を取られ後頭部を強打。背中を強打。全員が驚いた。
リアム「ぶふっ!!何してんだよ先公!!!」
アイシャ「大丈夫か、先生」
カムイ「どうしまs…ちょっとマーシュ先生!?どうしたんですか」
マーシュ「チョーク踏んで転んだ。学長ちょっと手伝ってくれません?」
カムイ「あ、そうでしたね。そうですね〜後数人、少し手伝ってください」
数人が加わりマーシュはどうにか立ち上がることが出来た。
コヨミ「マーシュ先生、体が悪いの?」
カムイ「いや〜隠せそうもないですね〜マーシュ先生はこの前ようやく体が動くように
なったんですよ」
ルカ「体が不自由ならちゃんと言ってくれればよかったのに…」
マーシュ「いやぁだって嫌じゃん?変な気づかいされるの嫌じゃん?それも生徒だぜ。
生徒は楽しく授業受けて部活して仲間と仲良くしてりゃあいいんだ。俺のことは最後だ。じゃあ
ほら魔術学の授業やるぞ教科書5ページ開け」
リアム「けっ!勉強なんてやってられるかよ、俺はサボるぜ」
マーシュ「堂々と先生の前でそういうことを宣言しなくていいんだけど!?」

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.17 )
日時: 2019/03/25 19:57
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

学長室。
スパルディ「今日から学長になったスパルディだ。よろしく頼むよ」
マーシュ「よろしくお願いします」
マーシュは息を呑む。学長であるカムイは脱税などの罪があるようで地下牢に閉じ込められた。
今、唯一動けるのは彼ぐらいだ。

別の日。
スパルディにより新しい五十の校則が作られた。
ジュダ「…話にならん」
男女の許可のない接触を禁止、授業中に物を落とす、窓の外を見る、頭を掻く、机を動かす
ノートを破る、座り直す…など。全員の不満は膨らむ一方だ。
休み時間、ルカはノートを取ることが出来なかった。そこに全員にプリントが配られた。
白い眼帯を付けたマーシュだった。
ルウシェ「せ、先生!どうしたんですか?!」
マーシュ「ん?何もしてねえぞ俺は…それより俺なりに今日の授業をまとめておいた。
俺も途中から見てたが速度が速いな。あれじゃ授業とは言えねえ。学校の授業は早く
終わらせればいいってもんじゃねえ。言葉で説明しても分からねえこともある、だろ?ルカ」
ルカ「え?」
マーシュ「ノート、しっかり取れてねえだろ。今日の授業で分からないことがあった奴は
全員放課後、図書室に来い。そこを貸し切りで教えてやる」
スパルディ「聞き捨てなりませんねマーシュ・オセアン、その片目のこと忘れましたか」
マーシュ「これは俺の自己満足さ。それにこれは補習だ。別にいいだろ」

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.18 )
日時: 2019/03/25 20:16
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

緊急の全校集会。生徒会長ティナは降参する発言をした。その言葉を聞いていたマーシュは
自身を責めた。
マーシュ「情けねぇな、俺は…」
マーシュは体育館に足を踏み入れた。
ティナ「え…先生…?」
マーシュ「…」
顔を見ただけでも分かる。彼らは渋々、もう無理だと諦めている。
マーシュ「最初に、副長として皆にこのことを謝罪する。だが…俺は生徒会長の解散宣言を
許可しねぇ!!」
マーシュが怒鳴った。
リアム「マーシュ先生…」
マーシュ「俺は先生として生徒であるこの場にいる全員を守る義務がある。お前らに
勉強を教える義務がある。中には学校が嫌いな人、勉強が嫌いな人、そもそも集団活動が
嫌という奴もいるだろう。俺はそれでも良いと思ってる。よく考えても見ろよ。
ただただ勉強だけに縛られそれ以外の自由も無い学校を、それはもう学校じゃねえよな?
お前らも嫌だろう?ならお前らにはそれを抗議することが出来る特権があるんだ!」
マーシュは眼帯を勢いよく取り外す。目には痛々しい傷がある。
マーシュ「この学校の校風は何だァ!!?ティナ、デケェ声で言ってみろ!!続けて全員言ってみろ!」
ティナ「じ、自由!!」
一同「自由」
全員が叫んだ。
マーシュ「そうだ、自由だ!あの熊は諦めちゃいねえ!全力で全員で抗議してもどんなことを
しても無理だったらそれはもう難しいかもしれねえ。だけどお前らはまだ新任の学園長に
真っ向から文句すら言ってねえだろ。生徒は先生には頭が上がらない?脅迫されたら
従うしかない?馬鹿を言うな。先生でも勝てねえ奴はいる…だが数で攻められちゃ勝てやしねえ。
自由を掴むためには奪われたらアイツを俺たちで学校全体が連携して立ち向かうだけだ!」
全員が呆然としている。

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.19 )
日時: 2019/03/25 20:35
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

職員室にある机に置かれた生徒からの紙。それを見てマーシュは笑った。
マーシュ「動くのが早いじゃねえか…ディラン」

また別の日。門から出てスパルディは首を傾げる。
スパルディ「?何をしてるんだ」
ディラン「個人レッスンあんがとよスパルディ先生」
伊達眼鏡を外しディランは笑った。同時に校門を境に分厚い防御壁が張られた。
アイシャ「皆、昨日のマーシュ先生の言葉は覚えているな?我ら生徒一同、これから
スパルディ氏の島からの追放そしてカムイ氏の復職を唱える。シュプレヒコール!
スパルディは出ていけ!」
一同「スパルディは出ていけ!」
アイシャ「我らの学校を返せ!」
一同「我らの学校を返せ!!」
アイシャ「私がとっておきの行事を考えた。—体育祭だ。ただし敵は生徒ではない、
スパルディたちだ。そのためなら戦闘も許可する、防衛、監視、様々な種目もある。
競技場はキャンバス全体だ。茶熊闘争祭と名付けよう」
マーシュはアイシャから拡声器を借りた。
マーシュ「皆この数日よく耐えた。カムイ学園長に副長を俺は任されている。だからここに
第二の権利者として茶熊闘争祭の開会を宣言する!生徒一同の勝利条件は元の学校を取り戻すことだ。
それと…スパルディ、この学校を甘く見られては困る。ここに居る生徒は個性豊かな冒険家だ。
王国の騎士団長に軍人、悪魔、天使…そんな奴らをお前がまとめることはできねえ。
一昨日来やがれ!!」

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.20 )
日時: 2019/03/25 21:30
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

生徒はそれぞれ七つの班に分けられた。戦闘、防衛、バリケード、救護、補給、監視、などなど…。
リゲル「え?私が戦闘班に入るんですか?」
マーシュ「あぁ、戦闘班には俺が見る限り前衛タイプが多い。リゲルは銃や弓、魔術も
扱えるだろう?それを活かして欲しい」
ソウマ「マーシュ先生は戦闘経験は多い。アイシャが茶熊自治会の会長なら学園全体の
総司令長はマーシュ先生と言ったところか」
マーシュ「これはあくまで生徒の考えた祭りだからな。俺はちっと知恵を貸すだけさ」
アイシャ「ふむ…ではリゲルには戦闘班に入ってもらう。紅一転だが頼むぞ」
リゲル「り、了解!」

リゲルは戦闘班のメンバーを確認する。年上が多い、確かに前衛派が多い…だが。
リゲル「…班長はディランさんが一番向いてると思います」
全員の視線がディランに向けられる。
イサミ「賛成だ。これは一年が考えた祭りだしな」
リゲル「今回の相手は傭兵、軍人と似たようなモンです。この中で彼は騎士団の団長をしていた
経歴があります、で頼めるかな?」
ディラン「お、おう!」
レイン「ってか、リゲルお前、割とガツガツ行くタイプなんだな」
リゲル「え?」
ディラン「なんか気まずいとかあるのか」
リゲル「まぁあるけど…あるけど!が、頑張んないと〜って言う気持ちがあるから。本当に
頑張らないと…足引っ張らないように」
ディラン「気を張り詰めんなよリゲル。マーシュ先生の言う通り、基本ここにいるのは前衛だ。
必ず死角ができる。でも遠距離のサポートがあれば安心して戦える。頼りにしてるぜ」
リゲルは大きく頷いた。

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.21 )
日時: 2019/03/26 10:16
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

アイシャ「相手もまだ様子見をしているな」
マーシュ「分厚い防御壁だが時間が経てば少しぐらいは揺らぐさ。それを狙って破壊を
狙うのは当たり前のことだ。まぁある程度バリケードが出来ればそれでいいだろう。
敵が潜入してきたときは主に三つの班の連携が重要になる」
ネモ『俺たち監視班と防御班、そして戦闘班ですか?』
伝声のルーンを通じてネモの声が届く。
マーシュ「そうだ。如何に早く敵の潜入を察知することが出来、速やかに対応できるかが
ポイントになるんだ」
ジュダ『早速だが敵が侵入してるぞ戦闘班』

外では既に戦闘班が構えていた。その後ろで人と人との隙間からリゲルは弓矢を構えている。
ゲオルグ「オイそんな小さな隙間からで大丈夫なのか」
レイン「俺たちを狙うなよ一年」
リゲル「大丈夫、ちゃんと敵を狙えてる。私は一番潜入が多い場所を狙って放つから」
ディラン「だとしたら右側だな」
右側に的を絞る。そしてゆっくり矢を引いた。ヒュッと風を切る音と共に矢はゲオルグとレインの
隙間を通り敵集団の足元に矢が刺さる。そして大きな魔法陣に吸い込まれていく。
リゲル「テレポートアロー、スリープ付きです」
リゲルが胸を張る。
ジュダ『人と人の立つ微かな隙間から的確に的を射るとは流石だな』
リゲル「何だか照れくさいです…!」
ディラン「よし、このまま奴らを倒すぞ」

キャトラ「流石リゲルね!」
アイリス「そうね」

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.22 )
日時: 2019/03/26 11:40
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

コヨミ「リゲルねーね、かっこよかったよ!!」
ルカ「敵を確実に撃ち抜いていくリゲルさん、めちゃくちゃカッコ良かったですよ!!!」
ツキミ「皆の注目の的になってましたよ、はい。お団子どうぞ」
ルカ「握り飯もどーぞ!!」
ティナ「校門の前に皆、窓から見ていたんです。周りにいるのは男子生徒ばかりだけれど
彼らに負けないくらい一生懸命戦闘をする姿を」
リゲル「(は、恥ずかしい…)」

翌日の朝、全員が集まる。そこでスパルティが持ちかけたのは和解(細かい説明は省略しまくります)
をしようということだ。
スパルティ「校内に入らせてくれないか」
ディラン「それは無理だ」
アイシャ「降参なら大歓迎だが」
スパルティ「交渉は私がするのではない。私の生徒だ。生徒同士、話し合うと良い」
その三人は瞬間移動でバリアを超えて中に入って来た。イチゲン、ニゲミ、サンゲル。
サンゲル「こんぶおにぎりいる人〜!」
ルカ「は〜〜〜い!!」
二人「同士よ!!!」
リアム「何打ち解けてんだよ!?」
リゲル「って、ジュダさんとアイシャさん何行儀よく答えて攻撃してるの!?こんな頭脳派の
戦い初めて見たんだけど!?」
イチゲン「次は貴様だ」
彼が指名したのはコヨミだ。問題を聞いていたが彼女には難しすぎる、まだ幼い子供だ。

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.23 )
日時: 2019/03/26 11:56
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

ディラン「そんな問題、こんな子どもに解けるわけないだろ!!?」
リゲル「そんなの卑怯だよ!」
コヨミ「グス…まだ10歳だもん、分かんないよぉ〜…答えられないもん…うぅ…」
リアム「あーあ泣いちゃった。俺、しーらね」
コヨミがとめどなく涙を流す。
ジュダ「コヨミを…泣かしたな…!」
ジュダも怒る。ニゲミたちも謝った方が良いとイチゲンに指摘する。
イチゲン「わ、分かった!す、すまない」
コヨミ「いや!仲直りして…」
イチゲン「そ、それは「うわぁぁぁぁぁん!!」わ、分かった分かった。仲直り握手〜」
コヨミ「じゃあもう終わりだね」
ピタリとコヨミは泣き止んだ。
コヨミ「やったよ!ディランにーに」
ディラン「スゲェな迫真の演技だったぞ!お前ら悪い奴には見えなかったしな、ダチになりたい
ぐらいだぜ」
生徒たちですら騙されるほどの演技だった。コヨミの頭に手が置かれる。顔を上げると
歯を見せて笑っているマーシュだった。
マーシュ「まんまと騙されたぜ、コヨミ。皆してヤベェって思った。その演技力、満点だ!」
コヨミ「先生!!」
マーシュ「コヨミの演技を見抜けない時点でスパルティ、お前もお前の生徒も俺たちと
同レベルだな」
スパルティ「…三人の本当に得意な科目は魔術学です」

三人が何か呪文を唱え始める。そして魔法陣から黒い球体が現れバリケードや校内を次々と
破壊していく。
マーシュ「ブラックボール…」
ルカ「なッ!!体育館まで!!」
ディラン「クソッ、戦闘班!総攻撃を「待て!」ッ、マーシュ先生!?」
生徒全員を下がらせマーシュは前へ歩いていく。彼のことを一番知っているカムイは何を
しようとしているか察した。
カムイ「だ、ダメです!」
マーシュ「失われし我の魔力よ、再び戻れ—我が守るは学園と学園に関係する全ての人物!
そのために代償を払う!」

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.24 )
日時: 2019/03/26 12:11
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

スパルティ「何!?貴様、自らの肉体を捨てるつもりか!!」
黒い鎖がブラックボールを捕らえ二重三重に巻き付く。
ルウシェ「ダメです、先生!そんなことしたら先生の体が…!!」
ティナ「先生、やめてください!!」
リゲル「先生!!!」
マーシュ「そう言って心配してくれるのは嬉しいが俺としては自分よりお前たちのほうが
心配だ!今からコイツを潰すために別の空間に閉じ込める!吸い込まれるなよ!!」
運動場の砂や木々と共に吸い込まれた。静けさが戻り、マーシュが倒れた。
ルウシェ「き、救護班の皆さん先生を運びます!!」

カムイ「スパルティ先生、これで分かったでしょう。私たちの生徒は自由です。貴方は一人一人が
強く賢くなければいけないと考えているようですがそれは違います」
アイシャ「それに偽造はよろしくないな」
カムイ「この祭り、勝ったのは彼ら。これでいいですね?」

****
スパルティを追い返して一ヶ月後。
カムイ「みなさーん!!ついについに…マーシュ先生が目を覚ましましたよー!!」
リゲル「本当ですか!!?」
ディラン「お、なら皆で先生のところに行こうぜ!!」
カムイ「あ、言われちゃいましたね。じゃあ早速行きましょー」
保健室のベッドでマーシュは目を覚ました。窓からは静かな風が吹いている。
全員「マーシュ先生!!!」
マーシュ「うわぁぁぁっ!!?な、なんだなんだ!?」
コヨミ「先生、先生、大丈夫!?」
ルカ「握り飯、食べますか!?美味しいですよ」
リゲル「よかったぁ…もう助からないのかと思って」
ルウシェ「本当に目が覚めてよかったです。マーシュ先生…!」
リアム「生徒のために体を張ってる先公、カッコ良かったぜ」
ジュダ「全員揃って心配していた」
ディラン「で、また授業してくれるだろ?」
マーシュ「あぁ、だけどあと少しくらい休ませてくれよ。お前らが無事で、本当に良かったぜ。
色々心配させちまって悪かったな」