二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗キッドの妹が転生者な件について ( No.25 )
日時: 2019/05/23 06:15
名前: ぽん酢時計 (ID: 3nlxUYGs)


 「お。降谷さん。おはようございます。」

 快斗がまず、挨拶した。それに続き、私と新一も挨拶をする。

 「早いですね。」

 私がそう言うと、新一が

 「あ。言うの忘れてたけど、今日呼んだの降谷さんだから。」

 と、いままで忘れてたと言う感じに言った。降谷さんが苦笑する。

 「実は、今日呼んだのは盗子さんのことでして。」

 降谷さんがそう言って私を見た。ついでに新一と快斗も此方を見る。

 「私、ですか?。」

 別に私は困った事などないし、困らせたこともないはずだ。

 「なんかミスでもしたんですか?。」

 これが、と親指で私を指差す新一。

 「オメーだって盗子の資料とか報告書見てるだろ?。完璧じゃねーか。」

 快斗がそれを否定する。新一もそこは認めた。

 「こう見えて繊細なこと得意なんだよな。キッド時代にも随分助けられたぜ。」

 こう見えて、は余計だが、快斗も新一も私を庇おうとしているようだ。

 といっても、本当に心当たりがないのだが。

 「あ。僕の言い方が悪かったですね。実は盗子さんに縁談が来ていまして。」

 降谷さんは誤解だ、と言った。

 が、その言葉を理解するまでに数秒かかった3人は、理解すると

 「へ、へー。よ、よかったじゃねーか。」

 「盗子にも春がきたな。が、頑張れ。」

 「うん。アリガトー。ガンバル。」

 などと片言な日本語で言った。降谷さんが、また苦笑する。

 そしてまた、数秒静かになると、

 「「「はぁ!?。」」」

 と声を荒上げた。