二次創作小説(紙ほか)
- Re: 怪盗キッドの妹が転生者な件について ( No.31 )
- 日時: 2019/06/16 14:14
- 名前: ぽん酢時計 (ID: bb2N.JWt)
快斗サイド
「おはよう。快斗君。」
いつもより遅めに出勤した俺に蘭ちゃんが挨拶をした。
俺の隣のデスクの新一にコーヒーを届けた後のようだ。
「おはよ。あ、蘭ちゃん俺にもコーヒー頂戴。」
そういうと、蘭ちゃんは頷いて、
「角砂糖4つだよね。ミルクは?。」
と言った。
「お願い。」
蘭ちゃんは頷くとコーヒーカップを棚から出した。
「はよ。新い………。」
「なに俺の嫁こき使ってんだよ。」
挨拶が終わる前にそう言われた。
これだから嫁大好き星人は……。あ、俺はって?。あにいってんだ。
「うっせ。仕事だしいーだろ?。」
俺はそう言って向かいの盗子のデスクに資料を置いた。盗子がいない。
「つか、盗子は?。起きてねえの?。」
新一は頷いた。
「あ。私、起こしてくるよ。」
蘭ちゃんが盗子の部屋?にノックして入った。
「きゃあああ。」
蘭ちゃんの悲鳴が響く。俺と新一は直ぐに駆け寄った。
「盗子!!。……って。」
駆け寄った俺は驚きの余り固まってしまった。何故なら謎の男が盗子と寝ているからだ。
「はぁぁあぁ!?。」
俺は理解したとたん思わず声を上げた。
「んったく、うっせーなぁ。誰だよ。」
当の本人である妹が起き上がった。
パジャマを上だけ着ていて、下には何も穿いていないようにも見える。
「盗子……まさかお前。その美青年を………。」
「なわけねーだろ。普通逆だろ。コイツが襲った線行くだろ。」
俺は数秒間止まって、いやいやいや、と首を降った。
「おい。」
「うるせぇ、盗子。」
盗子の隣のイケメンが起き上がった。彼は上だけ何も着ていない。
「お前ホント朝弱いよな。」
盗子が彼の寝癖を直す。イケメンは盗子に抱きつくと眠ってしまった。
「んで?。どういうこと?。新一君。」
俺は何も言わない新一を満面の笑みで睨み付けた。