二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗キッドの妹が転生者な件について ( No.36 )
日時: 2019/06/29 14:26
名前: ぽん酢時計 (ID: DLaQsb6.)



 パラレルっちゃパラレルなんだけど、10年後編が混ざってる感じです。

 未来の乱馬は早乙女乱馬、未来のあかねは早乙女あかね、と表記します。

 後は、前と同様に、女の乱馬はらんま、とします。
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 あかねサイド


 朝方。急にベットが狭くなった気がした。

 どんどん端に追いやられている気がしてついにベットから落ちてしまった。



 のがついさっき。今、私は目の前で眠っている私と乱馬に似た男女をどうしようか、と考えている。

 誰か呼んで来ようか、と思っても、一番早く駆けつけてくれそうな乱馬を頼るのには引け目を感じる。

 「ばほー!。」

 「待ちやがれ!。クソ親父!!。」

 噂をすればなんとやら。パンダ、もといおじさまが駆け込んで来たかと思えば、

 その後を追うように乱馬が入ってきた。あ、と二人は視線をかわす。自然と、乱馬の目が下を向く。

 「あ、あかね?。」

 乱馬が私をみた。

 「あのね、ら、乱馬。」

 想定外過ぎて、言葉が詰まる。

 その瞬間、寝ていた二人が私たちの背後に回った。

 「誰?。乱馬。わかる?。」

 私に似た女の人が殺気を放った声でそう言った。

 「俺は知らねえ。」

 乱馬に似た男もそう言う。

 「って、もしかして…………。」

 女の人が何かを思い付いたように言った。

 「乱馬、昨日の……。」

 女の声で、男の方も何かを思い付いたようだ。二人の殺気が緩んだとたん、乱馬の反撃が入る。

 男は、それを軽々とよけた。そして乱馬の腕を捲し上げる。

 「ら、乱馬!。」

 私は乱馬にそう言った。

 「大丈夫だ。手荒な真似はしねーぜ?。」

 男はそう言うと、軽く微笑んだ。

 「乱馬を放して!。」

 私はそう言って近づこうとするが、乱馬に来るなと止められる。

 「ごめんなさい。怖がらせるつもりはないの。でも乱馬はもう少しこのままでいて。」

 女の人はそう言った。

 「信じられないかもしれませんが、私たちは10年後から来たんです。」

 続けて言ったその言葉に私たちは目を丸くすることしか出来なかった。

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 乱馬(今)サイド

 「乱馬。どうしよう。」

 「向こうには盗子もいるし、大丈夫だろ。」

 「でも、天馬も李馬もまだ甘えん坊の時期だもの。」

 「まあ。」

 さっきから早乙女乱馬と早乙女あかねが戦いながら(稽古で)話している。

 二人とも今の俺らに比べたら動きも良くて、

 早乙女あかねにはギリギリ勝てそうだが、早乙女乱馬には到底勝てそうもない。

 女傑族のババアや、エロ八宝菜に一撃で勝った程の実力だ。

 この稽古では早乙女乱馬が早乙女あかねに合わせているが、

 息もピッタリで二人とも相手の攻撃を抑えるか総裁するか避けるかくらいだ。

 「つか、天馬と李馬って誰だよ。」

 俺の口からそんな言葉が出ていた。ピタリ、と二人が止まる。

 「あぁ、天馬と李馬は私たちはの息子よ。」

 早乙女あかねがそう言った。

 俺が、顔を赤くしたのは、多分健全な男の子ならあり得ることだ、と心の中で否定した。

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 ってゆうのを書きたかっただけ。