二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗キッドの妹が転生者な件について ( No.5 )
日時: 2019/05/08 18:09
名前: ぽん酢時計 (ID: 3nlxUYGs)


 蘭ちゃんは事務所のドアを少しだけ開けると、大きなため息を吐いた。

 そして、ドアを勢いよく開けると、早速父親への文句へと移った。

 「ちょっとお父さん!!。またこんなに散らかして!御客さん来てるわよ!。」

 蘭ちゃんはそう言いながら、事務所のテーブルに散らかった

 空き缶や煙草の吸い殻、雑誌などををほいほいと片付ける。

 うわ、どっかのの誰かさんも片付けないから私がこんなにことしたっけな。





 「ふう。手伝ってもらってすみません。」

 蘭ちゃんがペコリとお辞儀をする。

 いえいえ、と普通の談話をしていると、毛利小五郎が話に割って入ってきた。

 「それで。お嬢さん、依頼ですか?。」

 小五郎のおっちゃんはそう言った。私は頷いた。

 来る前に考えたことを一通り話す。







 「そうですか。お兄さんがストーカーを。幼なじみに……。」


 ごめんね快斗、悪気は無いから。

 でも事実でしょ。パンツ捲りとか、更衣室に忍び込むとか、下着を盗むとか。

 青子限定なら、スマホ勝手に見るとか、部屋に忍び込むとか、寝込みを襲うとか。

 この際、止めてくれませんか?。バ快斗様。恥ずかしいわ。


 「そうなんです。その幼なじみは気付いて無いんですけど。

 このままじゃ兄が何をしでかすか、わからなくって。」

 蘭ちゃんが頷いた。

 「そうなんですか。」

 蘭ちゃんも眉を八の字にして同情してしてくれている。


 「あ。でも、大丈夫ですよ。今日は本当に相談しに来ただけ何で。」

 と、両手を胸の前で小さく振り、詮索するな、を表した。

 「あー、はい。分かりました。」

 毛利小五郎はそう頷くと、くあぁと欠伸をする。

 あら、と蘭ちゃんが外を見る。外はもう、真っ暗になっていた。

 「あぁ。良かったら晩御飯、食べていきませんか。

 今日は父が用事でいなくて。新一……あ、幼なじみの家で食べるんですけど。

 あぁ。さっきのお礼として、いきませんか?。」

 と蘭ちゃん。目がキラキラしている。

 「あ。………………迷惑じゃ、なかったら。ですけど。」

 少し先走って仕舞ったことが恥ずかしかったのか。蘭ちゃんは少しだけ頬を染めた。

 「いいんですか!?。」

 やったあ!!。新一の家もリサーチできる!!。


 私は即答した。