二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗キッドの妹が転生者な件について ( No.6 )
日時: 2019/05/11 10:10
名前: ぽん酢時計 (ID: 3nlxUYGs)

 「うぁぁ。」

 思ったより新一宅すげぇ。でけぇ。かっけぇ。

 語彙力の無さをここに来て痛感する17歳。

 「ね。最初はびっくりするでしょ。」

 蘭ちゃんが隣でクスッと笑った。


 蘭ちゃんがインターフォンを押すと、すぐさま新一君が出てきた。

 「あぁ。蘭入って。」

 新一君はそう言い終わると私を見た。

 「あ、この子ね。黒羽盗子ちゃん。今日は盗子ちゃんも一緒だよ。いいかな?。」

 蘭ちゃんは上目遣いに新一君を見る。

 新一君はちょっと赤い顔をすると、大丈夫だ、と一言いった。

 「じゃあ、私はご飯作るから新一と盗子ちゃんは待っててね。」

 蘭ちゃんは嬉しそうに玄関へ上がった。


 「工藤新一です。蘭と仲良いんですか?。」

 新一君はそう言った。

 「まあ、今日会ったばっかり何で。なんとも。」

 「へえ。」

 ぎらり、と目を光らせた新一君は探偵そのものだ。

 暫く私を警戒していたものの、直ぐにその緊張感がほどけた。

 「ていうか、敬語。私は大丈夫だし、やめにしない?。」

 私はそう問いかける。

 「あー、うんそうするか。」

 変な不協和音はあるものの、少しは打ち解けられた。


 「つか、新一君。」

 シャーロック ホームズの本を呼んでいた新一君は手を止めた。

 「蘭ちゃんのこと好きでしょ。」

 いたずらでそう聞いて見た。

 快斗よりはいい反応頼むぞ?。

 「は?。何で知ってんだよ盗子。」

 新一君はさらっとそう言った。

 あり?。予想外。

 「あぁ。認めんの。」

 そう言うと、新一君の顔が赤くなった。

 「はぁぁ?。みみみ認めてねぇし。」

 ああ、時差派か。

 なんて弄り概のある。











 暫く新一君で遊んだ。