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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 妖怪ウォッチ新! ( No.6 )
- 日時: 2019/08/04 14:48
- 名前: にゃあこ (ID: xs5T8t9X)
階段を上っているとき。
「急用があると俺のところに伝言が来てな。天野ケータ、
天道桜花らと妖怪たちが集合を掛けられている。これは異例だ、
このタイミングでお前に妖怪ウォッチを私サポートすることになった
のも恐らく今回の用に関係してるのかもしれない…大丈夫か?桜花」
桜花は顔を上げた。数段先に茨木童子が立っている。
「は、はい大丈夫!」
階段を上り御神木の前に来た。茨木童子が御神木に触れると
辺りは紫の霧に包まれた。そして到着したのは妖魔界、エンマ大王の
住む離宮の近くだ。
「さっさと入るぞ」
茨木童子が扉を開ける。彼が先頭を歩く。大広間らしき場所に
全員が集まっていた。
「おぉ来たか茨木童子」
「あぁ。で、どうした?急用ってのは」
「人間界に人に化けた否、人の姿になりすませるようになった
凶悪妖怪たちが現れた。Sランク級の妖怪たちもまた同じような力を
得ている。数人の妖怪が彼らに攻撃をされたと報告があった」
「人に?ってことはもしかすると学校とかにもいるかもしれないって
いうことですか?」
エンマ大王は頷く。
「洗脳の類か?主犯は分かってないのか」
「調べている最中だ。だが人間でお前たちは数少ない妖怪を
見ることが出来る人間だ」
ケータと桜花は頷く。話が終わった後、桜花たちは外に出ようと
した。その時、ぬらりひょんに声を掛けられる。桜花のみ彼に
連れられ別の場所にやって来た。
「ここは…?」
「過去を繋ぐ空間。お前が茨木童子と出会うことも妖怪ウォッチを
手にすることもお前の祖父の時に決まっていた。お前には過去を
知る義務がある」
杖で軽く床を叩くと七色の光に体を包まれていく。
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